第2話 逢いたい
連絡先を消してしまったので、連絡手段がない。彼は、又家行くよと口頭で言った。だけど、そんな口約束で会える確証はないと思って。そんなんじゃ会えないよと言った。
彼がスマホを渡してきた。じゃあ、早く番号入れろ。
交差点で停車していたので、他の車が来ないかお互い焦っていたと思う。幸い2人が会話していた最中は人通りすら無かった。
電話番号を入れて彼にスマホを返した。
今から出かけるのか?と聞かれて私は、うん。と答えた。送って行こうか?いや、大丈夫。直ぐだから。
私の予定が無かったら今日、今からデート出来たのかな?彼何処に行くんだろう。色んなことが頭の中でグルグルしていた。
じゃあね!うん。手を振ってお互いその場を離れた。その日は、ずっと彼の事が頭から離れなかった。ずっと前向きに考えて、彼ならどうするかな?と毎日生活していたが顔を見てから逢いたい気持ちで一杯になってしまった。
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