パワハラと向き合って考えた私がした事

 人は毎日同じ事をしています、朝と昼と夜に区切られて

それぞれ食事や会話して学校に行って、仕事して、寝て、起きる

そこには自分が存在している。


 物事が上手くいかなかった時ネガティブな気持ちになったり

上手くいったらポジティブな気持ちになったりと気持ちは

上がったり、下がったり休まることはありません。


 毎日がポジティブな気持ちなら良いのにと思う人もいると

思います、でも何かあればさすがに無理だろうと思っている

人もいると思います。


 ですが、それが出来るとしたらどうでしょうか

毎日ポジティブな気持ちになれるとしたらです。


 まずは自分がどんな時に落ち込むのかを理解すること

それに対してどうすればいいのか、ここがポイントです。


 完璧な人間は存在しません、そこをしっかり認識して下さい

誰でも失敗はします、それは恋でも勉強でも仕事でもです。


 みんな必ず失敗します、それを忘れないでください。


 でも社会とは人間関係とイコールになっている事はわかります

その中では他人をおとしめようとする人はいます

見下したり、おとったものとして扱われたりとして

そんな人と学校や仕事場にいるのなら朝から気分が悪くなるのは

理解出来ます、私もそんな人が仕事場にいたからです。


 初めは、避けられないので、空気を合わせていました

だけど、パワハラもされるようになりました、建設業だった

ので罵倒ばとうされるようになり、時には蹴飛ばされた

こともありました、建設業はこんな事が今でもあります。


 私はなんでそんな事を言うのだろうと思い

なんで暴力をするのだろうと思い考えました。


 現場に向かう時も車で一緒で建設業なので一人でする仕事は

限られていますので、常に近くにいます、何かミスをすれば

直ぐに、おい!と怒鳴られみんなの前で説教が始まります

同じミスをその人がしても俺はいいという態度たいど

私には怒鳴ります、くやしくて毎朝、今日はミスを

しないぞと自分に言い聞かせて家を出て会社に向かう毎日。


 その前から私はマインドフルネスをしていたので、特に

感情的にはならなくて、落ち着いて対処たいしょ出来ていました

それでもあからさまなパワハラをなんとか辞めさせたいと

考えました。


 まず、用意した物はメモ帳です、怒られた時の事を相手にわかるように

書きました、何を書いてるんだと聞かれたら、仕事でミスをしたく

無いので、メモに書いてますと応える

相手はもしかして俺が言った事も書いてるのか?

と勝手に思い込んでしまう、殴った事も書いてるのかもと思い込む。


 更にもう一つ仕事中にメモする時間が無いと言ってスマホで

録音機能を使っていると相手にわかるようにして聞かれたら

忘れないように仕事に対して真剣という態度で言いました。


 結果を言います、パワハラは無くなりました、私は元々

パワハラをする人は不器用な場合と、言葉で上手く言えない人が

そういう行為をするんだと知りました、人間関係の勉強不足と

言えばわかりやすいのかもしれません、自分もそうされてたから

同じようにするようになっていると思います


 根本的に悪い人では無いんです、仕事だけに重きを置いて

しまって、後輩を育てる教育はしてません。


なんで出来ないんだよと言って、相手の気持ちより、仕事の

納期の時間と一日の最低ノルマを一番に考えています。

なので建設業界は技術職なので大学卒の人は少ないです

中学卒からいきなり社会人扱いです、職業訓練校の方も十代で

大人扱いです、今は少子化で建設業に来る若者はかなり少なくなり

厳しい環境で仕事してます。


 夏の気温30度超える日に十キロ超える物を手で運び

最初はエレベーターが無いので階段が無い時はハシゴで登り

身体を使うので歳をとると筋肉も衰えてそれでも文句は言わず

新しい建物を作っています、年々気温も上がり熱中症で倒れる

人もいます、だけど転職は難しいです、身体が壊れるまで

頑張っています、雨の日も休みは無く、冬の寒い日も空の下で

働いています、一日で出来る仕事ではありません、何年も

かけてやっと出来る仕事です。


 なので、新しく入って来た若者は怒鳴られたり、殴られたり

したら直ぐに逃げ出します、それはさすがに会社としても問題です

昔に比べたら日本人に対してはパワハラも少なくなりましたが

今は海外から建設業に来る人が増えましたが給料はハッキリ

安すぎです、日本人なら一日で一万円以上は初めから貰える

でしょう、だけど外国人は六千円くらいです、付け加えて

外国人に対するパワハラはひどい状況です、どこの現場に

行っても怒鳴る声を聞きます、休憩時間もさせない人もいました。


 私は母親が台湾の方だったので子供の頃から外国人も

同じと思っていたのに実際にはそうでありませんでした

日本語も話せない、自分の国に仕送りするために

頑張っています。


 これから建設業界の人は少なくなり技術職なのに三十年間

給料は上がりません、それでも黙って働いています

危険、汚い、キツいと言われてる職業が新しい建物を作っています。


『日本を支えているのは私達民間人です、国民が日本の成長を

して来ました、今こそ政界は国民のために新しい法律を作り

貧困化を無くす政策を真剣に考えて欲しい、言われないと

わからない政治家は必要ないです』


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