作家冥利に尽きる

 作家とは何かと聞かれた時に私はどう応えるのか?


 一回頭を空にしてみよう。

作家とは文章を作りそこに意味を持たせ流れを作り丁寧ていねい

想像して貰い最後には一つの穴の中に綺麗きれいにポトリと落とす

そこで話は終わるのだが、確かに話は終わったのだがそこに

更に付加価値ふかかちを付けたくなる。


 現実世界では私が出来ない事を書くことにかれてしまう

神が居る世界やら、法律で許されない事やら、なんでも有りだ

ルールは細かく設定されてない、その中から独自の世界を創る。


 一度でも作家と名乗ったならもうひけない死ぬまで書き続ける

作家とはいつから作家になるのかって自分で名乗った

その時からそれで飯が食える様になるまで自分で呪いをかけた

様な手にしたのはそこに自分の全てをさらけ出す

一本のペンと紙切れ一枚。


 あらゆることを字を文章に変えてそこに自分の魂を注ぐ

たとえ読まれなかったとしても自分が書いた文章にまみれ

ただひたすら書き続ける、いつ死ぬかわからない明日かも

それでも書き続ける、その後でもし私の作品を読んでくれたのなら


『作家冥利に尽きる』

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