1/100スケールは場所を食うが格好いい

午後八時の九州。


絵描きが現れた。

絵描きは話のスケール(一般人が想定する模型のサイズを指す言葉。ロボットプラモデルであれば1/144スケールが一般的で扱いやすいサイズである)はとりあえずめっちゃでかくすると楽しいと思っており、とりあえず設定面は宇宙規模まで広げるとかよくやっていた。

だが何をとち狂ったのか今一緒にいるレールガン女子高生が自分の乳を宇宙規模まで大きくしてみろと言ってきた。いや……なんかそういう絵を見たことある気がするんだけど、それは流石に好みではないんだよなあと絵描きは額から汗を垂らした。そうすると「冗談」とレールガン女子高生は言い、もしや言うとおりにしたら自分は消されていたのでは……と絵描きの発汗量がアップした。

だがいきなり長いレールガンを持ってない女子高生が部屋から去っていった。

突拍子もない行動が多い彼女なので、なんかこれで安心してはいけない気がすると絵描きの発汗量がさらにアップした。

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