第三幕 掲示板にて

歩夢「ここが掲示板か…」


 貼られたクエストは主に採集、魔物討伐。俺は手始めにワイバーンの討伐をしようと思ったが、一人じゃ不安だ…。


フィア「あの…」

歩夢「はい?」

フィア「私、Dランクのエルフの魔法使い、フィアと申します。友達とパーティーを組んでいるのですが、人数が足りなくて。よろしれければ、参加してくださいませんか?」

歩夢「はい、もちろん。僕は歩夢です」


 彼女は、俺のタイプのど真ん中だった。隣にはケットシーのロリも居る。俺は考える間もなくオーケーして、彼女たちを引き連れて森へと入っていた。


歩夢「実は僕。記憶喪失でまだ戦闘に不慣れなんです。スライムで手慣らししても良いですか」

フィア「はい、じゃあアシストしますね」


 サリアに賢者の役割を聞いておけば、良かった。どう戦えばいいんだろう。とりあえず、異世界っぽいことをすればいいか。

 なんてボンヤリ考えているうちに、スライムの酸攻撃で、フィアの服が溶けた。可愛い下着がお目見えだ…


フィア「きゃっ」

 

 俺は初めて見る女性の下着に言葉を失ったのだった。


~作者からのコメントと次回予告~


次回 ワイバーン遭遇

作者 椿豆腐

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