第18章、不良達の新しいターゲット探し

「昨日は、とんだ邪魔がはいったな。

新田の野郎このままじゃすまさねえからな」


「まさか浩太と修一に新田がつくとはな。

これだと手を出せねーな。

なにかいい方法考えねーとな」


「新しく獲物を探すか」


「そうだなそれしかねーな」


昨日の不良達が良からぬ相談をしている。


「そうだ小学校の時弱っちい奴がいて丁度、そいつもこの学校きているよ。

そろそろくんじゃねえのか、あっ、あいつだあいつ、おい、俊平、ちょっと来いよ」


「な、なあに」


「俺達、今日、金もってねえんだよ。

ジュース買いてえからよ、金くれや」


「駄目だよ、僕も持ってないよ」


「んだと、じゃあジャンプしてみろよ」


俊平は軽くジャンプした。

すると、チャリン、チャリンとお金の音がした。


「なんだよ、持ってるじゃねえかよ、早く出せよ」


「だめだよ、このお金は参考書を買う大事なお金なんだ

勘弁してよ」


「いいからよこせよ」


俊平が必死に抵抗している所をたまたま、浩太と、修一が遠くから見つけた。

「誰か不良達に絡まれているよ。

どうしよう。

助けなくっちゃ」


「まってよ浩太君どうやって助けるの」

修一の止めるのを待たずに、走って近寄った。

次回、第19章、反不良同盟結成

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