第3話

「おかえり。なっちゃんまた大きくなったねぇ。また美人になった。」

祖母の優しい声が大きい玄関に響く。

「おばあちゃん、お邪魔します。」

私は祖母が大好きだ。余計なことは一切言わない、私の自慢のおばあちゃん。

「あれ?お母さん1人だけなん?」

「そうだよ。みーんな夕方にしか帰ってこねよ。疲れたろ?休みね。」

祖母が麦茶を出してくれた。

祖母の家にはあと他に母の姉、姉の子が3人

一緒に住んでいる。5人暮らしだ。

「お母さん。私海行ってくる。」

「えー?もう少し休めばー?」

「ううん。平気。」

「変な人について行かないでね。あんた私に似て顔はいいんだから。」

「うん。大丈夫だよ。」

私は駆け足で友達に会いに行った。



「はぁはぁはぁ。。。

久しぶり。元気だった?」

今年も変わらないキラキラとしている友達の姿に安心した。私はこの1年あったことを話した。言葉に出さなくても静かに聞いてくれた。

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@tuna0201

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