第20話 新型カタナ、レビュー

 昨日、伊豆半島を一周してきました。

 もちろん、1日で1周なので、ほぼ走ってるだけ。目的は新型カタナを試すためでした。


 超寒がりなので、冬でも暖かい伊豆に最初に行くことを決めてましたが、昨日は全然太陽が出なくて、曇り空で一日中寒かったです。


 結果として。

 加速性能は、段違いにいいです。4000回転を越えるあたりから、一気に加速します。

 エンジンはGSX-R1000と同じ、つまりリッターSSと同じ物を使っているので。


 燃費は、高速で20キロくらい、下道で14~15キロくらいとかなり悪いレベル。

 ガソリンタンクが12リットルしかないため、自分の想定以上に速く、給油ランプがつきました。


 本当は、南伊豆を回って松崎町まで行って、給油するつもりが、途中でランプが点灯して慌ててガソリンスタンドを検索。


 まあ、結果的には9.7リットルだったので、まだ余裕があったんですが、それでもランプが点くと焦りますね。


 180~200キロ走行したら給油しないといけない。


 これが一番の弱点ですね。

 ただ、どんなバイクも完璧ではないので、我慢するしかないですが。


 足つきは悪いです。シート高があるので。私が身長174センチはあるので、まあ何とかなってますが、それでもかかとが少し浮きます。170センチ以下の人にはオススメできません。


 取り回しは、車体重量215キロの割には扱いやすく、そんなに苦ではないです。


 ハンドルはアップハンドルで、視界が開けているので、見やすいですが、風防がほぼないので、風に対する耐性はありません。


 それでも、パワーがあるため、高速道路自体は、250ccに比べるとかなり楽に走れます。


 怖いのは、スピード違反。

 気がつくと、簡単に100キロ出ている上に、メーターが若干見づらい位置にあるため、メーターを見ていないと、知らないうちにスピードオーバーしてます。


 実際、昨日、小田厚(小田原厚木道路)走ったら、あちこちでスピード違反の検挙やってました。あそこは有料道路ですが、最高速が70キロなので、ちょっと飛ばすと捕まります。


 低速時は、クラッチを繋ぐだけで、前に進む、ローRPMアシストという機能がついているので、簡単に進みますが、クラッチ操作を少しミスると簡単にエンストします。その辺の加減は慣れが必要。


 ロングツーリングには行きやすくなりましたが、常に給油を心配しないといけないのが、失敗でした。


 それでも、恐らく3年~4年はこのバイクに乗り続けるとは思いますが。


 毎回、高速道路を使うと金がかかるし、かと言って下道は燃費が悪いし、ちょっと困りますが、それも春まで。


 春になったら、下道でも走りやすい道を使って、どこかには行くことでしょう。(道志みちとか、秩父とか)


 ちなみに、ウチは東京でも西の方なので、山梨県方面が一番行きやすいので、VTR時代からよく行ってました。


 逆に東に行くと、都心を通り、金はかかるし、渋滞するしで、ほとんど行きません。


 唯一、房総半島だけは割と行きやすいから行ってましたが。


 とにかく、春が待ち遠しいですね。

 もう少し暖かくなったら、色々と選択肢が増えるんですが、この新しいバイクで、路面凍結で転倒は避けたいので、山道は避けてます。


 昔、VTRで1月に房総半島を走って、そこの山道で、たまたま一か所だけ凍結してて、コケたことがありますが。


 コケると、真っ先にウィンカーが壊れそうなので、エンジンガード用のスライダーを買う予定ですが、純正品はないので、ネットから買って取り付け予定です。


 コケないにこしたことはないですが、保険です。


 それにしても、カタナ、目立ちますね。自己主張してるようで、ちょっと恥ずかしい。

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