第15話 登校

「あ~行くのめんどくさいな」


学校なんて普段でさえ行くことがめんどうなのに、自主的4連休で長く休んでしまうとそれはもう行きたくなさは倍増している。

更には幼馴染の真希との関係も一方的にこじれているので、


そして俺はその真っただ中。

俗に言うブルーな気持ち。


しかもそういう日に限って早く起きちゃうんだよなぁ。


「……まぁ行くんだけどさぁ」


前までは早めに登校してたが、今日はギリギリに。

というのも……


Takumiii:『おはようございます!』


連絡を取るとすぐに返事が返ってくる。


かすみん:『おはよぉー!!よく寝れたかな??』


あ。

この返信速度。

このテンション。


Takumiii:『あんま寝れなかったですね、かすみは?』

かすみん:『私も!』

Takumiii:『てことは寝てないんですね?』

かすみん:『うん!!』


めっちゃ元気よい返事!

これはあれか、例の……


Takumiii:『深夜テンションてやつですね』

かすみん:『そうなのだー!!』

Takumiii:『キャラ崩壊してますよ?笑』

かすみん:『そうかしら?』

Takumiii:『急に冷静な感じになるのやめてください笑』

かすみん:『(´>ω∂`)』


かすみん、間違えたかすみはオンライン上でもマジ可愛い。

かすみたんまじかすみたん《女神》て感じです。

はい。


あぁ。

これからの学校生活という憂鬱な出来事を忘れられるゥゥ。


Takumiii:『寝てない間何してたんですか??』


すると一泊の間があって。


かすみん:『……うーん、たくみとの写真を見返してニヤニヤして〜寂しいなーって思ったりなんだりして』


うわ可愛い。


かすみん:『それで寂しくなってそれで』


それでそれで?

眠かった目がめっちゃ冴え渡ってきた。

まさかあれかこの流れはあれなのか!!!

伝説の。


ひとりで、、、

の流れか!!


かすみはやっぱりいわゆるアフロディーテなのか!!


かすみん:『それで気を紛らわすために……』


めっちゃ焦らす!!!


そしてとうとう、、


かすみん:『「温泉(秘)だいさくせーん」見ちゃった!!3作も!!!』


ですよね!!

2時間ミステリーだとおもいました!!


Takumiii:『そうだと思ってました!!』


かすみん:『今度一緒にみよーね!』


Takumiii:『はい!一緒にみたいです!!』


かすみん:『てかなんで敬語??』


確かに。


Takumiii:『癖かなー』


かすみん:『なおそー!!』


Takumiii『りょ!』


かすみん:『おやす!行ってらっしゃい!!』


そのままかすみは寝た。

気づいてしまった。


「好きな人に言われる行ってらっしゃい、最高かもしれない」


これが直接言われてたら、失神してた自信がある。


「やばいなリア充、最高かよ」


これ同じ高校生活だと新たな可能性?

いや待て。

高校生と大学生もいいな!

逆にこっちの方が良いまである!


そんなラインしてたらもう登校の時間。


「行ってきます」

「おういってら、悪いけど俺今日帰ってくんの遅いからな〜」

「知ってる〜」

「うーいんじゃ」


家を出て、登校。

いつもの流れ。

違うのは時間だけ。


「やっぱ時間帯違うと通る人とか風景も違う」


通い慣れた道を2時間サスペンスの曲を聴きながら通う。

いつもの道違う時間違う人。


そしてそのまま教室まで行き、扉に手をかける。

前はここで話を聞いてしまった。

今は、がやがやしている。


なので気負わず扉を開ける。

一瞬視線が集まり、時たま「大丈夫か〜?」みたいな感じで声をかけられる。

適当に返事をして着席。


ふと近づいてくる人影。


「……おはよ」

「ん」

「心配したよ、なんで連絡くれないの?」


声をかけてきたのは、の真希。

さぁ時間だ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


紳士淑女の皆様!!!

週末だァァぁぁぁぁ、三連休だぁぁぁぁ!!!

乗り切ったァァァ!!


上司接待で更新すら出来ないと考えていたけどなんとかやりました。

トイレにこもり書きました!


更新しない時とかはTwitterとかでお知らせするから是非フォローしてね!!


いつも星とかありがとうございます!!

感想とかも目を通してます、返せてないだけ!!

とりま誤字だけは直してます!!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る