草原にて、模擬戦

 私たちは草原へと向かう。

 それには、紆余曲折うよきょくせつあって奴隷兼召し使いである狐獣人……の皮を被った妖孤の女の子ルルカも同行することに。

 女の子四人で町を歩くことになったけれど、特に何者にも絡まれず、皆で町を出て、草原へと着いた。


「とうちゃーくー、うーん、空気が美味すーぃ!!」


 コリンが大きく伸びをする。


「訓練のお時間ですね! 肉体をいじめ抜きますよ!」


 そう意気揚々ようようと言うルルカは、両目をつぶり意識を集中し――


顕現けんげん妖刀ようとう――朧月おぼろづき


 ルルカがそう呼び掛ける。

 すると、ルルカの目の前にモクモクモクと白いもやが発生する。

 それが晴れた時、ルルカはその手にカッコいい刀を持っていた。あれが妖刀朧月かな……?

 それにつられたのか――、


「じゃあ私も!」


 お姉ちゃんも両目を瞑り意識を集中して――


「出でよ! 雷鳴の三叉槍――サントラ君!」


 お姉ちゃんの目の前がビリビリバチバチ! 雷の乱舞が繰り広げられ、その雷が雷鳴の三叉槍を形作った!

 続いて――、


「よぉしー! 私もやっるぞー!」


 コリンがえいえいおーし――


「フォトン・ソード!」


 と魔法を唱えると、空中に光の剣が現れた。

 すると、ルルカがコリンの元へとウキウキしながら真っ直ぐ突っ込んでいった。


「ふふふ、本体が丸腰ではないですか――切り捨てますね!」


「ちょっ、そんないきなり、ルルカ! 待ちなさい!」


 お姉ちゃんが呼び止めるも、ルルカは止まらない。

 あわやコリンが切り捨てられるかと思われたその時――。


「これー、実は掴めるんですよー。――ひょいっと」


 コリンはジャンプして光の剣を掴み取った。

 そして、続けて唱える――


形態変化フォルムチェンジ――フォトン・レイピア」


 コリンの持つ光の剣が尖り、光の突剣となった。

 それを向かってくるルルカに向けて突いて、突いて、突いた。のだが――、ルルカは見事、そのことごとくを妖刀で受け流し、しのぎきる。


「ちっ、剣士でもないのにやりますね」


 と吐き捨てたルルカは一旦、距離を取る。


「当然だよー。いくら魔法が強くても、本体の守りが柔だったら意味がないしねー」


「結界魔法があるじゃないですか」


「確かにあるけど。そうやって守りに徹するスタイルは好きじゃないのー、反撃したいじゃーん? にしてもー、私にそんな風に突っ込んでくるなんてー、死にたいんですかー?」


 ――コリンったらあおってるよ……。


「ふん。安い挑発ですね」


 ルルカは嘆息たんそくした。


「なにをー!?」


 コリンが憤慨ふんがいするも、ルルカは取り合わず――、


「ならば私も言わせて貰いますが、積み重ねてきた年数が違うんです。私が何年研鑽けんさんしてきたと思っているんですか……?」


「数億ねーん」


 すっごくルルカを小馬鹿にしたようなコリンの茶々入れに、イラッと眉根を寄せたルルカは「はぁー」とふかーくため息をつき苛立ちをこらえて――、


「……年がばれるので細かくは語りたくありませんが……、うん百年ですよ。うん百年」


「うっせぇババアー御託ごたくはいいから、さっさとかかってきやがれー」


「言いましたね!! 余裕でいられるのも今のうちですよ!! ならばお望み通り――」


 ぶちギレたルルカの妖刀に集うマナ。

 そして。ルルカの周囲に燐火が発生した。


「狐火です。こんがり焼いてさしあげます!」


 ルルカがそう宣言してコリンへと向かっていく。


 そうして。ルルカとコリンは剣戟けんげきを始めた――。



「何やってるのかしらね……あの二人は……」


 お姉ちゃんがやれやれとばかりに肩をすくめる。

 私たち姉妹はコリンとルルカからちょっと離れた位置から二人の口頭と物理で争う様を見ていた。

 本気でぶつかり合っているように見えるけれど、私たち姉妹が止めようとしないのは、何だかんだ言って双方共に相手を傷付けないように加減して立ち回っているのがわかったから。


「『じゃれあい』――じゃない……?」


 苦笑を浮かべながら、私はお姉ちゃんにそう返した。


 あの二人はじゃれあわせとくとして……、私たちも力を確かめなければいけない。


「じゃあ私たちも模擬戦でもする……?」


 私は提案する。実際、その辺で素振りするのも味気ないし、かといって草原だから斬れる対象があんまりない。お姉ちゃんは槍だからなおのことだろう。そういうわけで、いきなり対人からするのが、一番手っ取り早いと思ったから。


「そだね」


 お姉ちゃんは納得を示す。

 よし。お姉ちゃんは既に霊装を顕現してるし、私も呼ばないと――、


「お願い、私の呼び掛けに答えて」


 と、呼び掛け、目を瞑り意識を集中すると……、沸き上がってくる。


「蒼氷の剣――泡沫ちゃん」


 あぶくがぶくぶくと沸き立ち、それが細長い棒のような感じに集う。

 プシューと、どこからか冷気が発生する。冷気により泡で出来た細長い棒はカチンコチンに固まり、そうして出来たものは、やはり剣の形をかたどっていた。

 中空に浮かぶ形成された蒼氷の剣を掴む。相変わらず、触り心地はすべすべでひんやりとしていた。

 ――愛しい相棒である蒼氷の剣がここに顕現した。


「準備はいい、お姉ちゃん?」


 私はお姉ちゃんを見据え、構える。


「あっ、ちょタンマ」


 あらら……、お姉ちゃんは準備、出来てなかったらしい……。

 なんか目を瞑って、すぅーと息を吸った。

 ――えっ、そんな本気で来るの? あくまで模擬戦だよね? だからこそってやつ……?

 ビビりながら、とりあえず私も真似をする。

 目を開けてみると、お姉ちゃんは、まだお心を整えておられるご様子。長いし、隙だらけなように見えるけれど、まるで私の早まった行動を誘っているようで、逆に手出しできない。

 そして目を開けたお姉ちゃんが、こちらを見据え、満を持して構えた。


「さてと。じゃあ、私たちも始めますか」


「うん」


 私は頷いた。ある程度距離が離れているので、向かっていくか、待つか、の二択の内から選ばなきゃいけない。後は……、臨機応変にいこう。


「じゃあいくよ、お姉ちゃん!」


 私はかかっていくことにした。


「来い!」


 お姉ちゃんが、油断なくこっちを見据えている。

 待ち構えているのだろう不動だった。


「えい!」


 一気に駆け寄った私は蒼氷の剣をそーっと薙ぐ。

 お姉ちゃんは雷鳴の三叉槍でそれを受け止め――


「――うっ!」


 ――私のお腹にわりと鋭い蹴りを入れてきた。ひっど……。


「痛いよぉ……何すんの……お姉ちゃん……」


「何甘ったれてるの実兎みう……」


 お姉ちゃんは額に片手を被せ、ふかーく嘆息する。


「だってぇ……蹴り痛かったんだもん……」


 私は涙目でふくれっ面をしてお姉ちゃんを非難する。


「『痛かったんだもん』――じゃない!! まったくもう実兎ったら、今の私に対する攻撃は砂糖よりあまかったわ! もっと全力でやって!」


「えー、イヤだよ……。私はお姉ちゃんを傷付けたくない……」


 お姉ちゃんがもし私の一撃で血を流しでもしたら、一生悔やみそうだし……。

 そんな私の様子にお姉ちゃんは仕方ないなぁとでもいうように表情を緩め、


「じゃあ、せめて、寸止めまではやって頂戴」


 妥協案とばかりに甘言を言った。妹にはどこまでも甘いお姉ちゃんである。

 それに対し、私は、それなら……いいかも? と心が揺さぶられる。しばし考えた後、


「……わかったよ……」


 しぶしぶ了承した。


 仕切り直してもう一回。


「じゃあ今度は私がいくわ!」


 お姉ちゃんが一気に距離を詰めてきて――、


「ニードル!」


 一瞬溜め、雷鳴の三叉槍を一点集中で突き出してきた。

 ただの突きとは思えない程の迫力があったそれはおそらく急所狙いの攻撃だろう。なんにしても急にそんなものをお姉ちゃんが放ってきたのである。


「――ひっ……」


 それを見た私は、怯み、そのまま尻餅をついてしまった。

 お姉ちゃんは槍を寸止めどころかそもそも当てるつもりがないのだろう見当外れの位置で止め、やれやれとばかりに溜め息をついた。


「……もう……、やる気あるの? ホブゴブリンを倒した時と、王女様を助けた時のカッコイー実兎はどこ行っちゃったのよ……」


「そんなこと言われたって……」


「はぁ……しょうがない……、じゃあ、あれよ」


「あれって……?」


「もし本気出して、おまけに私に勝利したら、ご褒美として頬にキスしてあげるわ」


 頬を染めながらお姉ちゃんが釣り糸を垂らす。


「ほんと?」


 私はその釣り糸にちゃんと餌が付いているのか確認した。


「もちろんよ」


 特上の餌がちゃんとついているらしい!


「やる気出た」


 こんなの……乗るっきゃない!!


「マジか……ダメ元だったんだけど……言ってみるものね……」


「じゃあ、位置につこう」



 三度目の正直とばかりに私たちはまた距離を取って配置につく。


「じゃあ今度は同時に行こっか」


「わかったわ! 行くわよ!」


 言うが早いかお姉ちゃんが突っ込んできた。

 慌てて私も駆けるダッシュ

 ガキンッ! と音を立てて、蒼氷の剣と雷鳴の三叉槍が交錯する。


「一拍遅れてたのに……、やっぱり実兎は足速いわね」


「そうかな……?」


 鍔迫り合いしながらそんな言葉を交わす――


「――ええ!」


 お姉ちゃんはその言葉に合わせるように、私の蒼氷の剣をはじき飛ばす。


「なっ!」


 不意をつかれた私はのけぞってしまった。なんとか蒼氷の剣は離さなかったけど。


「すきあり!」


 お姉ちゃんは勢いそのままにがら空きの腹部に、中段回し蹴りを入れてこようとするも――、


「お姉ちゃんったら足癖が悪いよ!」


 なんとか体勢を立て直した私は、お姉ちゃんの足を掴み取った。

 にしても。かなりの威力だったけど、ころせるなんて、精霊パワーすごい……。


「やっば!」


 お姉ちゃんは慌てて体勢を変える。片手を地に付け、くるんと大きく身体を捻った。


「――わわ!!」


 お姉ちゃんのもう片方の足が私にぶち当たりそうになり、私は思わず、掴んだ足を解放して、後ずさってしまう。

 そうやって逃げられてしまった。

 だけど、お姉ちゃんから、ほっぺにチュをしてもらうんだ!


「諦めない!」


 私がそう強く意思を固めると、


《――『氷の太刀アイス・スラッシュ』が開花》


 新たなる力が開眼した。しかもこれただの太刀じゃなくて、溜めれるっぽくて、力一杯振れば魔力の斬撃が飛ぶおまけ付きらしい。――これで勝つる!

 集中すると、蒼氷の剣に魔力が集う感覚。どんどん溜まって――、

 いまだ――!


「アイス・スラッシュ!」


 そう言って、蒼氷の剣を思い切り振ると、お姉ちゃんに向け、氷の魔力を纏った斬撃がウェーブ状となり飛んでいった。


「――ッ! これは!」


 意表を突かれたような形となったお姉ちゃんは目を大きく見開いた。だけど、それは一瞬のこと。即座に気持ちを切り替えたのか顔を真剣なものにし、咄嗟に雷鳴の三叉槍で受け止めようとするも、それはあえなく失敗。――しかし流石はお姉ちゃんなのだろう、氷のウェーブにひびが入り、欠けたりもした。――奮闘むなしく、お姉ちゃんは吹っ飛ばされ転がっていった。

 その様子を見て私は、ガッツポーズを上げることはできなかった。むしろ、お姉ちゃん大丈夫かな、と心配してしまうくらいだった。思わず、助けに行こうとしてしまった。

 だけど踏みとどまる。――これは模擬戦とはいえ真剣勝負。しかも勝ったらご褒美が貰えるんだった。

 負けられない。それに手を抜いたりしたらお姉ちゃんに呆れられてしまうと思い直した。

 ――このまま畳み掛ける!

 ズザザと転がるお姉ちゃんは結構離れていってしまった。なので、コロコロお姉ちゃんがストップしたところ目掛けて私はダーツを投げるように蒼氷の剣を投げ(もちろんお姉ちゃんに当てないように)、――この模擬戦の勝者となった。


「きゃ! ――実ー兎! 私を転がした時点で実兎の勝ちで良かったのにー……刺さったらどうすんのよ!!」


 目の前に刺さった蒼氷の剣を見てから、私を睨みぷりぷりとするお姉ちゃん。そしてそのまま立ち上がった。

 あれ? お姉ちゃんそんなこと言って……、私もお姉ちゃんのこと言えないけどさ、お姉ちゃんも甘ったれてるじゃん。


「さっき、本気で蹴り飛ばしたことはそれで許してあげる」


 お腹の痛みを結構根に持っていた私は、なんだかんだ甘ったれなお姉ちゃんの元へ歩きながら冷たく返す。

 ちなみに、ここで言う意味での"それ"とはいつも凛々しいお姉ちゃんらしからぬ、女の子らしいめちゃくちゃ可愛い悲鳴のこと。


「それはごめんて……。もう、しょうがないわね……」


 お姉ちゃんは困ったような表情を浮かべ、やがて微笑んだ。

 そうこうしている内に、お姉ちゃんの傍に着いた私はお姉ちゃんに頬を差し出す。


「ほら早く」


「わかったわよ……せっかちなんだから――」


 お姉ちゃんは私に顔を近づける。


「――よくやったわ、実兎、ご褒美よ」


 頬に唇の柔らかい感触。お姉ちゃんはチュッと頬にキスをしてくれた。

 そして、そのままギューっと抱擁ほうようまでしてくれた。


「お、お姉ちゃん……」


「ふふ、赤くなっちゃってかわいいわ……」


 さらにお姉ちゃんは頬をぷにぷにしてくる。


「もう、いじわるぅ……」


 私はそんなお姉ちゃんにたじたじだった。

 勝ったのに負けた気がするよ……。


 そうしてお姉ちゃんは、ルルカとコリンの方を見た。


「にしても、まだやってるわね……」


「うん……」


 私たち姉妹の視線の先では――コリンとルルカが取っ組み合っていた。光の剣と妖刀はどうしたんだろう……。


「ルルカちゃん、いい加減に負けを認めたらどう!」


「コリン様こそ、早く降参してください。私の方が格上です」 


 ――そんな感じで、ルルカとコリンはまだいちゃいちゃしていた。


『やれやれ』


 それに対し、私たち姉妹は揃って肩を竦めるのだった。




 コリンとルルカはいつまでももつれ合っている……。


「どうしよ……お姉ちゃん……」


「どうするも何も……こうするのよ――」


 言うが早いか、お姉ちゃんは、めいいっぱい息を吸い込み、


「コリン、ルルカ、いい加減にしなさい! 皆、ある程度戦えることわかったし、神殿に向かうわよ!」


 渾身の大きな声で、コリンとルルカに、そう呼び掛けた。

 しかし、二人は聞こえなかったのか、まだ取っ組み合いを続けている。


「聞こえないみたいだね……」


「そうね。まったく……」


 私の言葉にため息をついたお姉ちゃんは、


「こうなったら仕方ない……」


 そう言って、雷鳴の三叉槍を構える。

 雷鳴の三叉槍に雷の力がバチバチと集う。

 お姉ちゃんはコリンとルルカのいる辺りへと槍先を向け、


「ライトニング・ストライク!」


 雷撃を一発放った。――え? そんなことできるの?

 それはコリンとルルカのすぐ傍に轟音をたてて着雷し、草を焼き、地面を焦がす。

 すると、コリンとルルカは争うのをピタリとやめた。

 そして、コリンとルルカは、こちらを見て、不満そうな顔をするも、お姉ちゃんが雷鳴の三叉槍を構え、


「これ以上、争うのはやめなさいといってるの!!」


 脅すと、ビクリとし、しゅんとした。

 二人がすごすごとこっちに向かってくる。

 その間に。手を抜かれていたんだ、と思った私はお姉ちゃんに不平を言う。


「お姉ちゃん、さっきは本気だして無かったんだね」


「誤解よ。いや私も始めて使ったの。さっきの実兎のアイス・スラッシュにインスピレーションを受けて、その真似をしたら使えるかなって」


「で、実際使えたと」


「そういうこと」


「さすがはお姉ちゃん! ただでは転ばないね!」


 私が褒め称えると、お姉ちゃんは照れ臭そうに、


「まあね」


 と、そこで、会話は打ち切られた。気配を察知し、きたきた、と私たち姉妹の視線が移る。


「……二人ともおかえり」


「もう、二人とも、バトルに熱中しすぎちゃダメよ」


 お姉ちゃんが戻ってきたルルカとコリンを咎めた。


「そ、そうですね。コリン様を屈服させるのに夢中になりすぎました……。ユヅキ様の言う通りでした。これから神殿へと向かうのに、ここで無駄に消耗してたら意味ないですしね」


 ルルカはビクビクしながらも、お姉ちゃんに賛同した。かなり動いてたのにあんまり疲労感は感じなかった。年の功ってやつ?


「消……耗ー? 準備運動……みたいなもの……でしょー?」


 そう言うコリンは、肩で息をしているように見えた。結構疲れているっぽい?


「いやいや、コリン様、強がり言わないでくださいって、どうみても、ヘトヘトではありませんか?」


「そんなこと……ないよ……?」


 コリンがふらつき、突如、バタンと倒れこんだ。


『コリン!』


 私たち姉妹は急に倒れたコリンの元へ駆け寄った。


「もう、しょうがないお人ですね……肩を貸してあげます」


 ルルカがコリンに肩を貸す。


「あ、ありがとー……」


 コリンは素直に肩に手を掛ける。


「コリン、大丈夫、行ける?」


 お姉ちゃんは心配そうに聞いた。


「行けるよー……神殿に行くまでの馬車で休めればー回復する程度の疲れだしー」


「そっか。無理そうなら言ってね」


「うん、わかったー、迷惑掛けちゃってごめんねー」


「ほんとだよ……もう」


 私は呆れ混じりにそう言った。もちろん、コリンの体調の心配もしている。自業自得とはいえ、ね……。

 そうして、私たちは皆で馬車に乗り、神殿へと向かうことに。と、その前に修道院に迎い、騎士団を手配してもらう。この間も同行した隊である。コリンが言うには、女神直属隊というのが隊の名前らしい。別に、サナの信仰者の集まりというわけではなく(信仰者は結構いるらしいけれど)、サナやサナティス教の命で動く、隊ということらしい。

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