第4話 4日目 願い

佐久間はさとみを呼んだ。


佐久間「さとみー!いるんだろー!出てこーい!」


さとみ「はっはい、なんでしょうか?」


佐久間「前に、言ってただろ!願い事を、叶えてくださいませんか?って。さとみの願いってなんだ?」


さとみ「実は、私は、この前に言った火事で死んだ1人なんです。彼氏と同居してました。しかし、彼氏だけは成仏出来て、私は地縛霊として、ココに存在します。私の願いは、成仏して彼氏に会う事なんです。でも、何故私だけが成仏出来てないのか、分からなくて。それで、佐久間さんに相談したんです!」


佐久間「そんなの寺にでも行ってこいよ。」


さとみ「佐久間さん冷たいー!そんな事で成仏出来るから、してるよ!この場所に未練があるからだと思うけど、それが分からないんだよね。」


佐久間「願い事を、探す願い事かぁ。また、難しいなぁ。まぁとりあえず、このアパートに何かあって、殺人鬼もそれに関連する人物なんだろうな。

迷子の霊っと、メモメモ。」


さとみ「何してるんですか?」


佐久間「小説のネタメモだよ!面白そうな事があったら、すぐネタにするんだ!」


さとみ「あなたにも危険が近付いてる可能性だって、あるんですよ!」


佐久間「小説書くにはネタ集めが、必須なんだよ!とりあえず、事件の事は警察に任せて、俺は、小説の続きを書くから!なにか思い出したら、また、教えてくれ。」


さとみ「はぁ。こんなんで大丈夫なのかな、本当に。。。」


----1週間後----


ピーンポーン


佐久間「はーい。」


ガチャ


未来「やぁやぁ、また殺人事件がおきたよ。しかも、このアパートの1階の4号室で起きたんだよ。今回はナイフで滅多刺しで、見つかったよ。君、なにか隠し事してるんじゃないのかい?」


佐久間「そんな事、警察の方に出来る訳ないじゃないですか!なんでそんな話が出たんですか?」


未来「それがねぇ。ナイフから、君の指紋が出て来たんだよ。このアパートは謎が多過ぎる!なんなんだよ!なんで、誰も出てこないんだ。」


佐久間(亡くなった大家さんにしか、分からない事が、たくさんあるんだろうな。ちょっと、ゆさぶってみるか!)


佐久間「大家さんにしか、分からない事もあるかもですよ!そこを、あたってみれば良いのでわ?」


未来「そうか。分かった。でも、とりあえず指紋が出てしまったから、事情聴取だけさせてくれ!昨日の夕方4時は、なにをしていた?」


佐久間「その時間はテレビを見ながら、バイトの準備していました。」


未来「そうか。一応君も、連続殺人事件の容疑者って事になるね。まぁ、まだ証拠が全然揃ってないから、君が犯人だとは言えないから、心配しないでくれ。」


連続殺人事件に巻き込まれた佐久間は、犯人を見付ける事は出来るのか?!




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