246 「Web読み物」の現在:「連載小説」
本稿では、Web環境の書き物は、媒体の特性と、自分が書くことで何をしたいかをはっきりさせないといけなくなるんだろうなあ。そんな風に現状をふんわり捉えておりました。
「小説」に関しては、こちらのコメントに小濱宗治さんの優れた分析が出ました。すごい。(※2024年1月9日現在、作品削除されていましたのでリンクも削除しました)
●幕間 一般文芸、ラノベを経て、Web小説へ④
小説の技法~私の書き方/琴音
ここで取り上げられているのは書籍化デビューにつながりやすい「長編の連載小説」ですが、やっぱりメディアの違いで、読まれかたほか、所謂小説とWeb小説、ここまで別物となっている現状があります。
なんか異世界ファンタジー、導入部で「小説」として引き込まれた作品が、バズるにつれパターンの繰り返しになってよくわかんなくなったんですけど? と戸惑うことが何度かあり、これ、なんだろうなあ? と思っていたんですが、途中からWeb環境とWeb環境の読者に最適化されたという現象でしたね。すっきり。
で、実はこのパターン、バズってないけど私も覚えがある(爆)
エタりながらも今週は久しぶりに更新しております、「私も異世界転移とか書けるかな?」企画の『木造二階建て築五十年、鈴木邸異世界行き』なんですけど、
1:なるべく毎日更新→できなそうなので、せめてひとつのエピソードを、五日間毎日更新としました。
2:のんびり読めること
3:ストレスなるべくなし
当初、何となくWeb読み物の傾向? と思って1から3を自分に課したのですが、1が早々にダメだった(笑)
でね、書いてわかったことには、この1から3の範囲で書こうとすると、自然に展開がパターンの繰り返しになる……
それは自分で書いててつまらないので、なんとかいろいろ詰め込もうと思ったら破綻してるしエタりました。すみません。でもこのままいきます。
なんとかWeb環境に最適化した、書く側も読む側も飽きない落としどころはないものか。
そんなのあったら苦労しないのかな(笑)
一方、短編小説はまた別な事情があるなあと思いますので、次回は短編はどうなのよ、を取り上げます。
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