147 どうでもいい、マンガと小説についての持論。
141 〈キャラ文芸〉とは!https://kakuyomu.jp/works/16816452221508425967/episodes/16817330650336585494
こちらのコメントへの返信で私は、
〈せっかく小説なんだから、そこまでマンガに寄せなくてもいいんじゃないかと少し思います。〉
などと申しておりましたが、はい。小説だからできることを優先させたい傾向があります。マンガでやったほうが面白いことは、マンガで読みたいな。
しかしながらそれは自分の傾向の話なので、それはそれで別として、「そういえば」と思い出したことがあります。
富田常雄『姿三四郎』。
この小説を読んだあとに次々に強敵が現れる系の王道少年マンガを読むと、すべて『姿三四郎』に見えます。私だけじゃないと思う。←異論は受け付けます!
投げ飛ばされた人が道場の壁壊しますしね! 異種格闘技戦の連続ですし! しまいには妖怪みたいな奴まで出てきますし! 何より檜垣三兄弟ヤバいし!
どこが〈せっかく小説なんだから、そこまでマンガに寄せなくてもいいんじゃないかと少し思います。〉なんでしょうか。マンガが巷を席巻する以前の大衆小説は、はっきり言ってマンガよりマンガです。
娯楽って。
多分媒体が違っても、結局そういうものなんだ……
ちなみに『姿三四郎』、映画化もアニメ化もマンガ化もされてます。メディアミックス!
結局、昔から娯楽コンテンツのやることって同じじゃないのか。
おわります。
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