136 横道にそれる。小学館文庫の思い出
ちょっと横道にそれます。
これは当時をご存じの方がいらっしゃれば、ご教示賜りたいのですが……
昭和51年(1976年)くらいに小学館文庫という、名作漫画を再録した文庫のシリーズがありました。
私の地元の書店には、なぜかそれが平成になってからもそのまま置かれていてですね(驚)
大島弓子先生とか萩尾望都先生とかの、おさえておきたい名作がそろっていて、後追いファンには助かるシリーズだったのですが、
表紙カバーがなぜかほかのイラストレーターなのです。
たとえば萩尾望都先生の『精霊狩り』、新井苑子先生イラストのカバーです。当時SF、ファンタジー小説の表紙絵で有名でしたが私は地元の大手スーパーが広報でこの新井先生のイラストを長いこと強力に推してましたので、なんかイラストを見かける度その大手スーパーのコマソン(死語)が頭をよぎるので困るのはどうでもよい話です。
で。
ほかの人のイラスト表紙だと、小説ばかりの書店の文庫コーナーで〈漫画じゃないですよ〉という顔になるんですけど、70年代って、小説と間違う文庫サイズでマンガマンガした表紙ってダメだったんですかね?
これ、長年の謎でして。
どうした理由でほかのイラストレーターによる表紙だったのでしょうか。
ふと思い出したので、横道にそれました。
次回はまた、ラノベとか児童文学の表紙の話に戻ります。
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