111 表記はどのように最適化されるのか。
自主企画の注意をよく読まずに失敗することが多いので、気を付けるようにしているのですが。
●書き出しの一字下げなし
●やたらあける行間
●セリフごとにあける行間
こちらをできれば避けてほしいという企画者さん、意外にいらっしゃいます。
ということで、今回はまずその備忘です。
ケータイ小説の時代から10年以上経過しており、ケータイ小説ならではの横書き様式、今見ると「懐かしい」と思うほど時代を感じるものともなっていますが、あれはやはり〈ガラケー〉という環境から生まれた書き方だったのかなあと思います。
現在はスマホが主流なので、ガラケー時代ほど行間はなくなっていて。これは面白いところで、かなりデバイスの画面の見えかたに左右されるんだなあ横書きWeb小説のスタイル。
それでもやっぱり縦書きルールから外れた書き方にゾワゾワする、ていうのはあるんだなあ。この点をまず備忘。2022年10月現在。
私、特にこだわりないんですけど本稿は冒頭一字下げしてませんね。なんとなくスマホで気軽に読めるといいな、と思う時には、上記の3つの表記を採用しています。なんとなく読みやすい気がするから、という漠然とした理由です。
小説は、あとで縦書きで読みたいな、と思うので、横で読むときの読みやすさと、あとで縦書きに直すときの直しやすさを天秤にかけて(笑)書いているかんじです。あくまで自分ルール。
しかし〈ケータイ小説ならではの横書きルール〉、懐かしい、というのは、あくまで当時を知っているから、なんでしょうか。
これから数十年先に、2000年代前半を舞台に小説が書かれるとして、時代の空気感を表現するため〈ケータイ小説ならではの横書きルール〉を模倣した作品、ていうのは成り立つんですかね。
その時、登場人物が使用しているのがガラケーかスマホかで書き分けされたりするんでしょうか。
なんか楽しみです(笑)
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