110 課金、するかしないか。または、いつまでコンテスト入賞→書籍化か。
コンテスト周辺の備忘をこのところ、しておりましたが。
なんか今年のコンテストの主催者側の傾向は、本として売りたいライン! をきっぱりくっきり提示してきてるな、ていうところを後の振り返りのためいくつか記録いたしました。
で。こんな! 本を! 出している編集部が選考します! と、強めに打ち出されているということは、
なんだろう。売りたい本、売れる本、Web小説界隈でウケる作風、なんか噛み合ってないの?
ネットの小ネタとしてウケる作品と、書籍化するような作品はどちらも面白いけど方向性は確かに違うし、そういう作品群が共存しているのがネット小説サイトのよいところでもあり。そこで書籍化前提のコンテストをするのは大変そうだ。
しかしながら〈本〉で思ったのですが、紙の本が売れないと嘆かれつつWebで読み物を探す時代に、また、有料ブログで小銭を募れる時代に、コンテスト入賞→書籍化、これはいつまで有効なんでしょうか?
なんかこの先〈紙の本〉という存在が初版何部発行! じゃなくて基本オンデマンド、みたいな展開になってもやはりコンテスト入賞→書籍化、は、変わらないのかな。
現時点で〈コンテスト入賞して書籍化する〉ということは〈紙の本にして課金する価値あり〉、と判断された、と考えてよいと思うのです。
で。
みなさんにとって、わざわざ課金したくなるような本(紙の)て、どんなものですか? それは、今、コンテストで入賞しそうですか?
多分、コンテストの未来、紙の本の未来、次に来るジャンルはそこにあるのかもしれない。でも私もわからない(笑)どうなるの近未来。
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