93 いつからなんだろう。

ネット小説、物語の区切りごとに、


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的な素の書き手さまからのメッセージが挿入される例を散見しますが、これはいつ頃からの習わしなのでしょうか?

特にリンクを貼るのはネット読み物の時代ならではかなあと思いますが、


(なるほどお。読んでみるか)


と、思うこともあれば、


(正直せっかくの作品の世界をぶち壊しにしているのでは?)


と、思ってしまう例も見られ、とりあえずいつからこういうこと始まったんだろうなあと。

スマホ以降なのかなあ。ガラケー、ガラホだとパケット気になってこういうやつおいそれと踏めなかった気がする。


図書カード:大菩薩峠 (中里 介山) 「Oceanの巻」

https://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card4508.html  #青空文庫


↑これの冒頭ですとか、


図書カード:大菩薩峠 (中里 介山) 「山科の巻」https://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card4345.html  #青空文庫


↑こちらの巻末ですとか、素で作者が割り込んでしゃべりまくってますけど。大正から昭和初期の作品です。


中里介山がネット小説をやっていたら、ぜったい自作の関連作品全部やほかの参考資料なんかにリンクを貼りまくってくどかったと思います!



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