31 〈小説を書いています〉の変化(二)
前回、
>昔読んだ短編小説に、小説を書く準備だけで亡くなった人の話があったんですけど
て書きましたが、タイトルわかりました。
サマセット・モームの「弁護士メイヒュー」です。
やっぱり細かいところ記憶違いあった(笑)
若くして弁護士として成功したメイヒューが、カプリ島の家をもののはずみで購入し、引っ越します。
そうして新しい家で暮らすうちに、島の歴史に魅了され、創作意欲がわきます。
二世紀時代のローマを書こうと蔵書をあつめ、研究を深め、いよいよ執筆、というところで亡くなります。
はい、「小説」とは書かれてなかったですね(笑)記憶違い。
『コスモポリタンズ』の一篇で、とても短いので読んでみてね☆
この作品の語り手は、したいことをして決勝点目前に亡くなって、目的達成の幻滅を味わわなかったので成功した生涯だ、て言うんですけど、これはじめて読んだ高校の時でさえ、書かずに消えるのやだな、て、モヤモヤしましたね。
なので、今、書く場があってよかったです。おわり☆
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