第86話
2ヶ月レベルアップに力を入れた事で、俺たちは大きく力をつける事ができた。
マルコイ
冒険者ランクC
スキル【模倣Lv.4】【鑑定Lv.5】【剣匠Lv.2】【エレメントナイトLv.3】
模倣スキル【属性魔法:光】【属性魔法:聖】【堅牢】【思考】【身体能力上昇】【強化】【指揮】【探索】【錬金術士】
模倣スキルストック【勇者】【聖人】【聖騎士】
アキーエ
冒険者ランクC
スキル【判別Lv.6】【属性魔法:爆炎Lv.2】
模倣スキル【格闘士】【下肢筋力上昇】
ミミウ
冒険者ランクC
スキル【遠視Lv.7】【盾鬼Lv.3】
模倣スキル【槍士】【腕力】【俊足】
スキル自体冒険者ランクBを相手しても遜色はないはずだ。
俺は別として‥
ギルドからもそろそろBランク昇格になりそうだとも言われているしな。
ギルドに着いたので依頼完了の報告をするために受付に向かう。
すると突然背後に気配を感じる‥
振り返ると‥うさ耳が揺れていた。
「あら〜んマルコイちゃん。オークソルジャーの討伐も完了したのね!凄いわね。多分今回の依頼でBランク昇格になると思うわよ。」
「なに?今回の依頼はギルドからの指名依頼だったから、完了したらBランク昇格の試験があると思っていたけどそのまま昇格になるのか?」
するとイザベラはその場でくるりと回った。
「そうね。DランクからCランクに上がるにはこれから戦っていけるのかギルド職員の判断が必要になっていたけど、Bランクの冒険者にもなるとギルド職員では判断がつかない事が多いのよ。だからAランクに近い依頼を指名して達成する事ができたならBランクに昇格になるわ。」
なるほど。確かにギルド職員の全員が高ランク冒険者ってわけじゃないからな。
大きなギルドでも引退したAランクが1人いるかいないかと聞いた事がある。
しかし何故まわった‥?
「でもBランクに昇格するならマルコイちゃん達はギルドからの推薦じゃなくなるわね。」
うさ耳がすっと近づいてくる。
もちろんエンチャント:風を使って距離を稼ぐ。
「何の話だ?」
「んも〜ういけず。闘技会の話よ。参加資格はBランク冒険者からになるからCランク冒険者だったマルコイちゃん達に推薦する予定だったけど、Bランクになった事で推薦必要なく参加する事ができる事になったのよ。」
「なるほど。それは残念だったな。」
するとイザベラはニヤリと笑う。
うん怖い。
「それがね。実はマルコイちゃん達がBランクに上がった事で他のCランク冒険者を推薦する事ができそうなの。」
「ん?ギルドからの推薦はそうそうないんじゃなかったのか?」
「それがマルコイちゃん達の他にも逸材がいたって事!マルコイちゃん達も会った事があるはずよ。」
自分たちと同じCランク冒険者であまり知り合いはいなかったはずだが‥
「ドラゴン討伐で一緒になった元Dランク冒険者のパーティよ。そこのリーダーで希少スキルを持つ冒険者が参加するわよ。」
もしかしてナーシスがいるパーティなのか?
希少スキルか‥
模倣したくてうずうずするな‥
「もうすでに参加表明してるのか?」
「もちろん。ところでマルコイちゃんはどうするか決めたの?」
そうだな俺は‥
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます