第1話 あとがき

2021年6月23日、異世界某所──


作:初めましての方は初めまして! うp主です!

K:──うーん... この、某ライトノベルの金字塔のあとがき的

  な...

作:を書きたくてネットで小説とか書いてます。

K:ま、わりとあとがきから読む人いるよね。

作:(笑)

K:──え、だからが第1話ってこと?

作:いや(笑)、いきなり巨大数の定義を載せても、一般の読者

  には模様でしかないと思うので... 一体、何をやろうとして

  るのかを話しておこうかなあと(笑)... というわで、急増

  加関数の話題から!

K:あ、誰か、ブラウザバックした...

作:ガ━━ン=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇) ア、アッカーマン関数よりは簡単です

  よ!? 数式がたったの2行だし!!


 【急増加関数】

 ❶ 𝑭 0 (n) = n+1

 ❷ 𝑭 a (n) = 𝑭ⁿ a-1 (n)


K:模様だ...

作:(๑>؂•̀๑)テヘペロ 

K:oO(ムカつく...)これは何の役に立つ数式なんだ?

作:適当な数字を入れるとめちゃくちゃでかくなります‥


           終

         制作・著作

         ━━━━━

          ⒻⒼⒽ


K:終わらせんな...

作:oO(本来は何に使うものなんだ...)

K:特に役には立たないわけだな?

作:教えて偉い人!!

K:逃げた...

作:な、なんか他でわからないことあります? (;^◡^A アセアセ...

K:( ㅍ_ㅍ)ジトー

作:    ლ(╹◡╹ლ)カモ~ン

K:𝑭 0 (n) が n+1 なのがわからない。

作:えっ!? そこっ!?

K:──どういう理屈で0から1が出て来るんだ?

作:oO(そこかぁ...)

K:oO(そこなんだよなあぁ...)

作:急増加関数 𝑭 a (n) の a は、いわば演算のレベルが書かれて

  いて、つまり❶の数式は、レベル0の演算をn+1とします

  ってことですね... なので、とりあえず入力した数より大き   

  くなるなら何でもいいです。𝑭 0 (n) = n² とか...

K:──さらっととか言われても困る。

作:ううむ... それは私の造語なので、別の表現でもいいんです

  けど... その根底にある概念があって、足し算が連続すると

  掛け算になって、掛け算が連続すると累乗になって、累乗が

  連続すると... というのを延々と繰り返したときに、足し算

  をレベル0だとしたら、掛け算はレベル1で、累乗はレベル

  2で... みたいな事です。

K:──よくわからんが、急増加関数の数式には足し算しか書い

  てないぞ?

作:はい。例えばレベル2の演算はに変換 

  出来て、レベル1の演算はに変換出来

  て、つまり、任意のレベルaの演算は、全てレベルを0まで

  下げて計算しますというのが急増加関数で、それが❷の数式

  に書かれてますね。

K:ようわからんが... あと 𝑭ⁿ がきもい... なにこれ? 指

  数? この 𝑭 には何か数字が入るの?

作:いや... その関数記号の 𝑭 の上付き文字は ──


・𝑭⁰ a (n) = n

・𝑭¹ a (n) = 𝑭 a(n)

・𝑭² a (n) = 𝑭 a(𝑭 a(n))

・𝑭³ a (n) =𝑭 a(𝑭 a(𝑭 a(n)))

・𝑭⁴ a (n) = 𝑭 a(𝑭 a(𝑭 a(𝑭 a(n))))

 :


作: ──ですね。

K:さらに模様化したんだが?

作:数字を入れて計算してみるといいかも...


 ・𝑭 3(3) =

 ・𝑭³ 3-1(3) =

 ・𝑭³ 2(3) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 2(3)))


作:ほら! レベル3の演算をレベル2の演算の連続に変換出来

  ましたよ!

K:よーわからん...

作:oO(理解する気がないのでは...) ああ、じゃあ、とりあえ

  ず 𝑭 に番号ふってみますね...


  ・𝑭₃ 2(𝑭₂ 2(𝑭₁ 2(3)))


K:むしろ模様化したんですけど!?

作:ええい... ならば...


  ・𝑭₃ 2(𝑭₂ 2(𝑭₁ 2(3)))


   ↓


  ・計算❸はLv.2で代入する数は『計算❷ はLv.2 で代入する数は『計算❶ はLv.2で代入する数は『3』』』


作:これでどうだ!

K: ──❶から計算する?

作:──はい... そうです.... (;^▽^A アセアセ...


 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 2(3))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭³ 1(3))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 1(𝑭 1(𝑭 1(3)))))


作:括弧の内側から計算して、まず、𝑭 2 (3)をレベル1の演算の

  連続に変換しました。同様に繰り返します。


 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 1(𝑭 1(𝑭 1(3))))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 1(𝑭 1(𝑭³ 0(3))))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 1(𝑭 1(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(3)))))))


作:レベル1の演算になると足し算なので計算できます。


 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 1(𝑭 1(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(3))))))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 1(𝑭 1(𝑭 0(𝑭 0(3+1)))))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 1(𝑭 1(𝑭 0(𝑭 0(4)))))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 1(𝑭 1(𝑭 0(4+1))))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 1(𝑭 1(𝑭 0(5)))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 1(𝑭 1(5+1))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 1(𝑭 1(6)))


K:おお、括弧の中の数が増えた。

作:そうです。


 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 1(𝑭 1(6))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 1(𝑭⁶ 0(6))) =


K:待て... ということは、次から3重だったのが6重に変わる

  んだな?

作:はい。


 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 1(𝑭⁶ 0(6))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 1(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(6)))))))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 1(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(6+1))))))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 1(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(7))))))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 1(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(7+1)))))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 1(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(8)))))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 1(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(8+1))))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 1(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(9))))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 1(𝑭 0(𝑭 0(9+1)))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 1(𝑭 0(𝑭 0(10)))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 1(𝑭 0(10+1))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 1(𝑭 0(11))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 1(11+1)) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 1(12)) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭¹² 0(12)) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(12)))))))))))))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(12+1))))))))))))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(13))))))))))))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(13+1)))))))))))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(14)))))))))))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(14+1)))))))))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(15))))))))))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(15+1)))))))))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(16)))))))))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(16+1))))))))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(17))))))))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(17+1)))))))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(18)))))))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(18+1))))))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(19))))))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(19+1)))))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(20)))))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(20+1))))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 0(𝑭 0(𝑭 0(21))))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 0(𝑭 0(21+1)))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 0(𝑭 0(22)))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 0(22+1))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(𝑭 0(23))) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(23+1)) =

 ・𝑭 2(𝑭 2(24))


K:うわ... 次は24重になるのか...

作:ちなみに 𝑭 2 (n) までは解の公式があるので 2ⁿ×n で解を出

  せて便利ですよ!

K:──何に便利なんだ?

作:さあ...


 ・𝑭 2(𝑭 2(24)) =

 ・𝑭 2(2²⁴×24) =

 ・𝑭 2(402653184) =

 ・2⁴⁰²⁶⁵³¹⁸⁴×402653184


K:えええ... 増えすぎじゃね...

作:f 3(3)をf 4(3)にするだけでかなりやばいことに...


 ・𝑭 4(3) =

 ・𝑭 3(𝑭 3(𝑭 3(3))) =

 ・𝑭 3(𝑭 3(2⁴⁰²⁶⁵³¹⁸⁴×402653184)) =

 ・𝑭 3(𝑭 3(𝑭 2(𝑭 2(𝑭 2(𝑭 2(...2⁴⁰²⁶⁵³¹⁸⁴×402653184重...)))))


K:ぐろい...

作:わりと単純でしょ?

K:ああ、まあまあかな?

作:ただ、実際は順序数を使う前提なので、少し難しい定義にな

  ったりします...


 【急増加関数】

 ❶ 𝑭 0 (n) = n+1

 ❷ 𝑭 a (n) = 𝑭ⁿ a-1 (n)

 ❸ aが極限順序数のときはワイナー階層の基本列のn番目の項


K:うっ... 頭が...

作:なので a を独自に考えようというのが「みくみく順序数」で

  すね。

K:つまり逃げたわけだな ?

作:ふふふ... でも 𝑭 ω^ω (n) くらいまでだとそんなに難しく

  ないです。

K:うわ... 変な模様きた...

作:例えば...


 ・𝑭 ω (3) =

 ・𝑭 3 (3)


作:みたいな感じです。

K:わりと単純か...

作:問題は次です...


 ・𝑭 ω^ω (3) = ?


K:普通に考えると 𝑭 3³ (3) で 𝑭 27 (3) だよな?

作:ωもω^ωも極限順序数というやつなんですが、その基本列  

  は次のようになりますね。


 ・ωの基本列  {0,1,2,3,4,...∞}

 ・ω^ωの基本列 {1,ω,ω²,ω³,ω⁴,...∞}


作:ωの基本列の0番目は0、基本列の3番目は3なので 𝑭 ω

  (3) は 𝑭 3 (3) ですけど、ω^ωの基本列の0番目は1、基本

  列の3番目はω³なので...


 ・𝑭 ω^ω (3) = 𝑭 3³ (3) ❌

 ・𝑭 ω^ω (3) = 𝑭 ω³ (3)  ⭕️


作:となるんですが、これ... 全然、強さが違ってくるんですよ

  ね... 𝑭 ω^ω (3)を 𝑭 3³ (3)としちゃうと、𝑭 (3)と大して違わ

  ないという...


K:そうか?


 ・𝑭 ω (100) = 𝑭 100 (100)

 ・𝑭 ω^ω (100) = 𝑭 100¹⁰⁰ (100)


K:これなら違うだろ?

作:ううん... では、𝑭 ω+1 (3) で試してみますね...


 ・𝑭 ω+1(3) =

 ・𝑭 3+1(3) =

 ・𝑭 4(3) =

 ・𝑭 3(𝑭 3(𝑭 3(3))) =

 ・𝑭 3(𝑭 3(2⁴⁰²⁶⁵³¹⁸⁴×402653184)) =

 ・𝑭 3(𝑭 3(𝑭 2(𝑭 2(𝑭 2(𝑭 2(...2⁴⁰²⁶⁵³¹⁸⁴×402653184重...)))))


 ・𝑭 ω+1(3) =

 ・𝑭 ω(𝑭 ω(𝑭 ω(3))) =

 ・𝑭 ω(𝑭ω(𝑭 3(3))) =

 ・𝑭 ω(𝑭 ω(2⁴⁰²⁶⁵³¹⁸⁴×402653184)) =

 ・𝑭 ω(𝑭 2⁴⁰²⁶⁵³¹⁸⁴×402653184(2⁴⁰²⁶⁵³¹⁸⁴×402653184))


K:あっ...(察し...)

作:𝑭ω (n) 以上の急増加関数は 𝑭 a (n) の a の大きさを爆発させ

  る構造を持つんですけ、例えば 𝑭 ω^ω (3)を 𝑭 3³ (3)としち

  ゃうと、その構造が無くなってしまうんですよね。

K: ちなみに 𝑭ω³ (3)は 𝑭 ³ ω² (3)か?

作:違います。


 ・𝑭 ω^ω(3)=

 ・𝑭 ω³(3)=

 ・𝑭 ω²×ω(3)=

 ・𝑭 ω²×3(3)=

 ・𝑭 ω²+ω²+ω²(3)=

 ・𝑭 ω²+ω²+ω×ω(3)=

 ・𝑭 ω²+ω²+ω×3(3)=

 ・𝑭 ω²+ω²+ω+ω+ω(3)=

 ・𝑭 ω²+ω²+ω+ω+3(3)=

 ・𝑭³ ω²+ω²+ω+ω+2(3)=

 ・𝑭 ω²+ω²+ω+ω+2(𝑭 ω²+ω²+ω+ω+2(𝑭 ω²+ω²+ω+ω+2(3)))


作:──です...

K: 模様感がすごい...

作:でしょ(笑)、だから「みくみく順序数」を考えたんです。

K:それは... 模様じゃないのか?

作:わりと模様ですね(笑)

K:だめじゃん!!

作:(๑>؂•̀๑)テヘペロ

K:oO(ムカつくわあ...)

作:ちなみに「みくみく順序数」はωを(0)と書くんです。


 【順序数】

 ・0,1,2,3,4,...ω,ω+1,ω+2,ω+3,ω+4,...


 【みくみく順序数 Act.1系】

 ・0,1,2,3,4,...(0),(0)1,(0)2,(0)3,(0)4,...


 【みくみく順序数 Act.3系】

 ・3,9,27,81,243,...(3),(3)9,(3)27,(3)81,(3)243,...


K: Act.3系は何があったんだ...

作:(๑>؂•̀๑)テヘペロ

K:その顔文字ムカつくんですけど!!!!

作:f ω^ω(3) に対応するのも計算してみますね...


 ・𝑭 (0,0)[3]=

 ・𝑭 (3)[3]=

 ・𝑭 (2)(2)(2)[3]=

 ・𝑭 (2)(2)(1)(1)(1)[3]=

 ・𝑭 (2)(2)(1)(1)(0)(0)(0)[3]=

 ・𝑭 (2)(2)(1)(1)(0)(0) 3 [3]=

 ・𝑭³ (2)(2)(1)(1)(0)(0) 2 [3]=

 ・𝑭 (2)(2)(1)(1)(0)(0) 2 [𝑭 (2)(2)(1)(1)(0)(0) 2 [𝑭 (2)(2)(1)(1)(0)(0) 2 [3]]]


 ・𝑭 (3,3)[3]=

 ・𝑭 (81)[3]=

 ・𝑭 (27)(27)(27)[3]=

 ・𝑭 (27)(27)(9)(9)(9)[3]=

 ・𝑭 (27)(27)(9)(9)(3)(3)(3)[3]=

 ・𝑭 (27)(27)(9)(9)(3)(3) 81 [3]=

 ・𝑭³ (27)(27)(9)(9)(3)(3) 27 [3]=

 ・𝑭 (27)(27)(9)(9)(3)(3) 27 [𝑭 (27)(27)(9)(9)(3)(3) 27 [𝑭 (27)(27)(9)(9)(3)(3) 27 [3]]]=


作:模様感は改善してるでしょ(笑)

K:──まあ...  Act.3系が解せないが...

作:Act.3系はAct.1系の限界(∞...,0,0,0,0)を(∞...,3,3,3,3) =

  (3,5,3)と表記するための仕掛けだったり。

K:素数?

作:そうっすね! (๑>؂•̀๑)テヘペロ 

K:( ̄△ ̄;)エッ・・ oO(駄洒落...)

作:そすね、素数ね...

K:( ̄□ ̄;)エ エッ・・ oO(解説した...)

作:素数だけに...


           終

         制作・著作

         ━━━━━

          ⒻⒼⒽ


K:強引に終わらせようとしないで、もうちと内容について解説

  しろ... 一般読者は数式なんて模様だぞ。

作:はい... Act.1系で解説しますね... 最小の無限を意味する

  (0)が無限個あると(1)になって、その(1)が無限個あると(2)

  になって、その(2)が無限個あると(3)になって、というのを

  無限に繰り返したら(0,0)になるんです。

K:ま、無限というのは「𝑭 a (n)」の「a」を爆発させる装置っ

  てことだな?

作:そうですね... その(0,0)が無限個あると(0,1)になって、その

  (0,1)が無限個あると(0,2)になって、というのを無限に繰り

  返したら(0,(0))になって、(0,(0))が無限個あると(0,(0)1)に

  なって、(0,(0)1)が無限個あると(0,(0)2)になって、というの

  を無限に繰り返したら(0,(0)(0))になって、(0,(0)(0)(0)…

  ∞)こうなると(0,(1))こうなるわけですね...

K:気が遠くなるな...

作:もうこの時点で、とっくに多変数アッカーマン関数では近似

  できないと思います...

K:普通のアッカーマン関数で模様なのに多変数の話を出すな...

作:でま、そのうち(0,(0,0))こうなって、(0,(0,0)(0,0)(0,0)…∞)

  こうなると(0,(0,1))こうで、そのうち(0,(0,(0,0)))こうなっ

  て、このあたりの経路を詳細に追うと文字数がやばくなるん

  で一気に飛ばしますけど... (0,(0,(0,(0,0))))こうなって(0,

  (0,(0,(0,(0,0)))))というのを無限に繰り返すと(1,0)こうなる

  わけです。

K:無限のバームクーヘンのバーゲンセールだな!

作:さらに((0,0),0)こうなって(((0,0),0),0)こうなって((((0,0),0)

  ,0),0)を無限に繰り返すと(0,0,0)こうなるわけです。で(∞…

  ,0,0,0,0,0)こうなっちゃうのがAct.1の限界なんですけど...こ

  こで新しい記号を導入したら、例えば(∞…,0,0,0,0,0)=(0/0

  ,0)みたいに圧縮できますよね。

K:模様...

作:でも、記号って有限個しかない上に、種類が増えると管理が

  大変なんで、そこでこう考えたんです... 例えばもし、今ま

  でのを全て奇数でやったとしたら、無限個の偶数が全部余っ

  てるので... (∞…,1,1,1,1,1)=(1,2,1)に出来るんです...

K:うお...

作:それを発展させて、素数の3とその3のn乗の合成数のグル

  ープを作ったら、素数の数だけ、つまり無限に圧縮を繰り返

  せるんですよ... つまり(∞…,3,3,3,3,3)=(3,5,3)です。

K:なるほど...

作:実はここから味噌なんですが... (∞…,3,3,3,3,3)が(5,3)では

  なく(3,5,3)なのは(5,∞…,3,3,3,3,3)=(25,3)ではなく(3,5,∞

  …,3,3,3,3,3)=(9,5,3)と数えるんです。

K:ほう...

作:3を数えるのは常に3で、5は区切りの記号です... ここが

  味噌で...  (∞…,3,5,3,5,3,5,3,5,3)=(3,25,3)、つまり5が数

  えるのは区切りの記号である5の個数なんですね... この2

  5は「3」と「3を区切る5の記号」を区切る記号です...

K:(3,25,∞…,3,5,3,5,3,5,3,5,3) = (9,25,3)なわけだ...

作:はい... で、一気に飛んで(3,(∞…,5,5,5,5,5),3)こうできるわ

  けです... つまり、3を圧縮する記号を(0)個ではなく(∞…,

  0,0,0,0,0)個に出来ると...

K:それは... 何個なんだ...

作:さあ(笑)、で、まだ素数はまだ無限にあるから(3,(∞…,5,

  5,5,5,5),3)=(3,(5,7,5),3)とできて... (3,(5,(7,11,7),5),3)こ

  うなって(3,(5,(7,(11,13,11),7),5),3)こうなってを無限に繰り

  返すと(3,7,3)となって、今度は「3」と「3を区切る記号の

  5」と「3と3を区切る記号の5を区切る25」と... (3,

  (5,(7,(11,(…∞…),11),7),5),3)回続く... を区切る記号の7

  が登場すると...

K:(5,7,5)の7とは違うのか?

作:その「7」は「5を区切る記号の7」で... これは「3」と

  「3を区切る記号の5を区切る7」ではなくて、「3」と

  「3を区切る記号の5を区切る記号」は「25」ですから

  ね... さっきの「7」は単に「5を区切る記号の7」ですけ

  ど... 今度の「7」は今度は「3」と「3を区切る記号の

  5」と「3と3を区切る記号の5を区切る25」と... (3,

  (5,(7,(11,(…∞…),11),7),5),3)回続く... を区切る記号の7

  ですね.... ここから先の話は言葉にすると魔境に突入するん

  で... このあたりで...

K:も眠いんでブラウザバックするわ...

作:御後がよろしいようで...


           終

         制作・著作

         ━━━━━

          ⒻⒼⒽ

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