怒りのクロノ・トリガー

「仕事辞めようかな・・・」

「てっきり前回で最終回と思ったがそんな事は無かったぜ!!

させない!!」

「・・・・・」


トレーナーは両手からビットを召喚した。


「なるほど・・・やる気か!!」

「行くぞ!! 巨岩(最大物理攻撃)!!」


最大物理攻撃の巨岩を放つとは流石トレセン学園のトレーナー

と言うべきだろうか、 しかしゴールドシップには当たらない。


「では夢無(無属性最強魔法)」

「っ!!」


流石に魔法攻撃を避ける事は出来ず喰らってしまうゴールドシップ。


「アレイズ!!」


マフティー(偽)のアレイズで事無きを得たゴールドシップ。


「助かったぞマフティー」

「気にするな、 しかし如何する? このままではジリ貧だ」

「ここは本体を狙おう!! マフティー!! アグネスタキオン!!」

「分かった!!」

「おう!!」


トレーナーに攻撃を加えるアグネスタキオン、 マフティー。

ビットに攻撃を加えるゴールドシップ。


「くっ!! バリアか!!」

「いや、 ゴールドシップ、 本体を狙おうって言ったのに

何でビットに攻撃をしているんだ?」

「本物のトレーナーはあのビットだ!!」

「そーなの!?」

「あぁ、 長い間トレーナーと一緒だった私が言うんだ!!

間違い無い!!」

「そうなのか!?」

「それここの匂い・・・辞表に使われたインクの匂いからも間違いが無い」

「しかしバリアを張っているならば如何しろと言うんだ・・・」

「・・・・・こうなったら仕方がない、 知恵袋で相談だ」


Q:トレーナーが倒せません、 如何すれば良いですか

A:黄→赤→緑→青→黒→白→虹の順に連続でエレメントを使用すれば

最後に虹属性の「クロノクロス」を使用した時点でバトルは終了し

グッドエンディングを迎えることができる。


「虹のエレメント・・・だと・・・?」

「くっ・・・持っていない!!」

「イベントを熟さなかったのがここで出て来るとは・・・」

「それは次回の話で

今回はこのトレーナーコアを倒さなければならないぞ」

「くぅ!! 一体如何すれば!!」

「一つだけ方法が有る・・・」


すっ、 とゴールドシップが構える。


「こちらの土俵に上がって貰う!!

流出(アティルト)!!

黄金船可憐競争ウマ娘(ゴールドシップ・プリティダービー)!!」

「流出階位・・・自身の渇望を世界に強制するルールの展開・・・」

「なるほど・・・強い弱いが関係無いルールに持ち込もうと言う訳か!!」

「その通りだ、 この中では足の速さこそ全て!!」

「面白い!! ならばここで限界を超える!!」

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