スピードの向こう側

タイムマシンを駆使して時間を超えた先の超次元に辿り着いたゴールドシップ。


「恐らくここにタイムループの原因があるに違いない・・・しかし・・・」


流石のゴールドシップも三次元の時間の流れに身を置いている存在。

時間を超越した少なくとも四次元以上の超次元では勝手が違う。


「・・・・・ふっ、 らしく無い事を考えてしまったな」


ゴールドシップは迷いは消えた。

自分はウマ娘、 走るのが役割である。


「待った!!」

「お、 お前は私!?」

「もっと早く走るんだ!!」

「分かった!!」


もっと早く走る。

早さとは時間なのである。

つまり早く走れば時間を超越出来る。


「こ、 これが噂に聞くスピードの向こう側・・・」


そしてゴールドシップは意識を失った。

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