遠当て

「はぁ!!」


並べた十個のブロックの端を殴って

丁度七番目のブロックを破壊するゴールドシップ。


「良し!! 完璧だ!!」

「ゴールドシップ・・・貴女何をしていますの?」


メジロマックイーンが何をしているか問う。


「この間、 トレーナーが辞表を出したからな、 見てろよー」


理事長室の外の壁に拳を叩き込む。

ぱぁん、 と快音が鳴り響く。


「ま、 まさか・・・」


理事長室を覗き込むメジロマックイーン。

そこには見事に破壊された辞表が!!


「いや、 そうはならないだろ」

「なっとるやろがい!!」

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