ゴルシエキス
「辞表書くかー」
「ぷすり」
ちゅーとトレーナーに何かを注射するゴールドシップ。
「いきなりの注射か・・・何を注射したんだい?」
アグネスタキオンが尋ねる。
「ゴルシエキス」
「何だいそれ? 体にどんな影響が有るんだい?」
「特に影響は無い、 唯思考が私と同じになるだけだ」
「なっ!!」
愕然とするアグネスタキオン。
「な、 なんて酷い事を・・・」
「ゴールドシップ、 あなたトレーナーに恨みでもあるんですの!?」
メジロマックイーンも嘆いている。
「特に問題無いだろ、 さぁトレーナー、 辞表を破くんだ」
「・・・・・」
さらさらと辞表を書き始めるトレーナー。
「なっ!? 思考は私と同じの筈なのに・・・何故!?」
「ゴルシ、 お前と同じ思考と言ったな?
ゴルシの本質は狂人じゃない、 自分の意志を通す
その心意気なんだよ!!」
「トレーナー・・・・・」
ぽん、 とトレーナーの肩に手を置く。
「ぬわああああああああああああああああああああ!!」
「ぐへぇ!!」
殴られるトレーナー。
「何すんだよ!!」
「説得が無理だから殴った!!」
「素直で宜しい!!」
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