絶世の美女?!

何故か勝利を祝したパーティーに優歌も呼ばれていた。


知哉「なんでお前もいるんだよ」


優歌「知らないわよ!勝手に呼ばれたのよ!」


とりあえず、優歌が居ないところで事情を聞いた。


知哉「なぜ優歌がここにいるんですか?」


王様「実を言うと、みんなが討伐に行っている間に、一目惚れしてしまった」


驚いた。確かに可愛いとは思ってはいたが、王様に目をつけられるほどだとは思ってはいなかった。


王様「そこで一つ質問があるのだが、、」


知哉「は、はいなんでしょうか?」


王様「彼女には恋人がいるか?」


知哉「い、、ないです」


何故か少し躊躇っていた。別に付き合っているわけでもなく、好きだと思ったことも無いはずなのに。


王様「それは良かった。そこで一つお願いがある」


知哉「なんですか?」


王様「一緒に暮らしている知哉君なら好きな物とかもわかると思うから、プレゼントを一緒に選んで欲しい」


知哉「別に構わないですが」


(これで優歌が結婚したら、生活の負担も減るし、いい事しかないじゃないか!何故嫌だと思うんだ?)


そうして、パーティーが終わり、家に帰ると優歌が迫ってきた。


優歌「なんで王様と話してたの?次はあんたを誘って悪巧みしようとしてるの?」


おっと……???


知哉「あの王様はお前に恋してるって…」


優歌「恋か何かは知らないけどあの行為はストーカーよ!」


知哉「好きなものをプレゼントしたいって話だったんだけど」


優歌「多分あれだけ盗み見してれば分かってるわよ!あんたを連れ出してきっとはめようとしてるだけよ!」


知哉「そういうわけだったのか。絶対に許さない」


そうとなれば行動は一つ。王様を倒す。

早速パーティーのメンバーに協力を求めると、快く承諾してくれた。


戦士「あの王様は黒い噂が沢山あるからな。ここらで一発喝を入れよう」


そういう理由で全員が協力してくれた。


知哉「よし!作戦会議をしてこの街を変えるぞー!」


メンバー「おーーー!!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る