粉雪魅由
―interlude side Miyu―
父は、優秀であれ、と願いました。母は誠実であれ、と願いました。
それらを成す事は、私には苦も無く、その事に両親は喜び、褒めて貰えたので、それで良いとずっと思ってきました。両親の指し示すこの道を、例え一寸先すら真っ暗闇で自分では道だとすら分からないものでも、それでも真っ直ぐに歩いていけば問題無いと、そう思っていました。
ですが、そんな私の前に一つの光が灯りました。
それは、中学二年生二学期の始業式に貧血で倒れたクラスメイトの鞄から現れました。
弾むような文体に、繊細に彩られたイラスト……そのどれもが、暗闇で閉ざされていた私の道程を照らす光となり……
そう……あの日から……私の世界は輝き出しました。
私に光を灯してくれたクラスメイト、山之辺優菜ちゃんと教室で別れてから、私は直ぐに岐路に着きました。その間、誰とも話すことなく一人きりでしたが、家に着いてからも心臓の、この胸の高鳴りを抑える事ができませんでした。
自室に戻り、制服から部屋着に着替えるのも忘れて、中学の入学祝いで頂いたスマートフォンで[魔王][異世界]それから[転生]について調べました。今まで、通話とメールにしか使ったことがありませんでしたが、不慣れながらも何とか検索すると、そこには、私の知らない、眩く、輝かしい世界が広がっていました。
気が付けば夕飯の時間となり、慌てて着替えを済ませてダイニングに向かいます。両親との団欒の時間も、私の頭の中は、先程体験した世界の事で一杯でした。
食事を終え、お風呂に入り、就寝の時間になっても、お布団に籠りながら、更なる世界について読み漁りました。
翌朝、寝不足のつけを払うかのように、私は熱を出して、学校を休むことになりました。
学校に登校できたのはそれから三日後でした。私は、教室に着くと同時に優菜ちゃんを探しました。優菜ちゃんが灯してくれた光が、今、こんなにも私の中で輝いていることを、真っ先に知ってもらいたくて。ですが、朝のホームルームの時間になっても優菜ちゃんは現れず、それは中学を卒業するまで変わりませんでした。
その事について、担任の先生からは、体調を崩していて暫くは登校できない、と聞かされました。なので、私は考えました。優菜ちゃんが復調し、登校できるようになるまで、私が支えようと。
連絡事項などのプリントは、毎日優菜ちゃんのお家まで届けました。最初は呼び鈴を押しても応答が無かったので、仕方が無くポストに入れるだけでしたが、ある日、優菜ちゃんのお母様、優未さんが私の訪問に答えてくれました。それからは時折、優未さんと顔を合わせて、世間話もするようになって、連絡先も交換して、仲良くなっていきました。
それと同時に、私は優菜ちゃんが灯してくれた世界についても勉強しました。ネット上だけでなく、ライトノベルと呼ばれる小説や、ゲームにも、親に隠れて嗜むようになりました。勿論、そのせいで学業に支障をきたしては両親にも訝しまれるので、さらに勉学にも励むようになりました。
時折、クラスメイトが、ライトノベルやゲームについて話しているところを見聞きしたこともありますが、最初は優菜ちゃんとお話しするのだと決めていましたので、その輪に加わる事はしませんでした。
ある日、優未さんから相談を受けました。優菜ちゃんが遠くの高校に進学するつもりだと。その悩みに私は二つ返事で答えました。私も、優菜ちゃんと同じ高校に通うと。その約束通り、私は星ノ杜学院に合格し、優菜ちゃんと同じ高校に通える事になりました。
入学式後、新入生で賑わう廊下で、優菜ちゃんを探しました。
優菜ちゃんは直ぐに見つかりました。中学の頃とは大部見た目が変わっていましたが、私には優菜ちゃんだと直ぐに分かりました。背の中頃まである艶やかで真っ直ぐな黒髪をなびかせて歩く姿に思わず見惚れてしまいそうになります。その嬉しさの感情に任せ、声を掛けようとして……我が目を疑いました。
優菜ちゃんの隣には誰かがいて、更には手を繋いでいるのです。
あの時の私は凄く混乱してしまいました。胸が苦しくて、私以外の誰かと手を繋いでるところなんて見たくなくて、優菜ちゃんには私だけを見ていてほしくて……こういう気持ちが何と呼ばれているのかも分からないまま、気が付いたら、優菜ちゃんに跪いていました。
その行動は、私に優菜ちゃんとの日々を与えてくれました。私が思い描いていたものとはかなりかけ離れていましたが。
それでも、優菜ちゃんと一緒に居られる。一緒に食事を摂り、一緒に登校して、一緒に授業を受けて、一緒に放課後を過ごして、一緒にお風呂……は、優菜ちゃんは自室のユニットバスを使っているので実現していませんが、それだけで私は満足していました。
部活動勧誘期間に歌劇同好会の舞台を見た時、私は優菜ちゃんと三年間を過ごす場所を見つけた気がしました。一時期は妙な方向に進んでしまいましたが、本来ならこういったものを望んでいたのです。そう、高校三年間を有意義に過ごせる、青春の場を。
翌日、どちらが言い出すわけでもなく、私たちは歌劇同好会の部室へ向かいました。そこで見た長蛇の列。ですが、負けません。ここで私と優菜ちゃんは素敵な日々を過ごすのです。
きっと優菜ちゃんも同じ気持ちなはず……そんな想いは、優菜ちゃんの表情を見て、どこかへ飛んで行ってしまいました。
優菜ちゃんの表情は、驚愕、焦燥、達観、そして、諦め……寂しそうに笑う優菜ちゃんの表情を見ていられなくて、私はその場を後にしてしまいました。
その後も、私の中で歌劇同好会という存在は在り続けました。ですが、そこに優菜ちゃんが居なくては何の意味もありません。どうすればいいのか、私にはもう分らなくなっていました。せっかく差し伸べてくれた蜘蛛の糸すら、掴むことすら出来ない程に。
やがて、ゴールデンウィークに入り、私は実家に帰省しました。ですが、十五年間過ごした、慣れ親しんだ場所は、私に安寧を与えてはくれませんでした。
どうしてなのでしょう。特に両親を前にすると、とても息苦しく感じます。こんなことは今まで一度も無かったのに……
もやもやとした気持ちに答えが出せないでいる私の元へ、着信が一つ入ってきます。優菜ちゃんのお母様の優未さんです。優未さんとのお話はいつも楽しくて、安心します。幾つかの世間話を交わした後、「そうそう、優菜ったら暇そうにしてるから、遊びにでも誘ってあげて」なんて言われました。
えっ、優菜ちゃんが近くにいたのでしょうか。優未さんは優菜ちゃんのお母様ですから、そうであってもおかしくはないのですが。ああでも、心の整理がつかないまま優菜ちゃんとお話なんて、しかもお出かけに誘うなんて。
混乱を余所に鼓膜に響く私の好きな音色。
「もしもし?」「あ、優菜ちゃん。こんにちは」
優菜ちゃんの声です。ああ、今、私は、優菜ちゃんとお話ししています。ゴールデンウィーク中は決して叶わないと思っていたので、喜びも一入です。
「え?魅由?」「はい。魅由です。優菜ちゃん」
優菜ちゃんが私の名前を呼んでくれました。声だけで私だと分かってくれた事に感動を覚えます。
「あ、あのですね、優菜ちゃん」
ここは思い切って、優菜ちゃんをお誘いしてみます。
「優未さんから優菜ちゃんがお暇しているとお聞きしまして」
「あ、うん」
「あの、良かったら、い、一緒に、お出かけ……しませんか?」
い、言ってしまいました。優菜ちゃんをお誘いしてしまいました。
「え、うん。いいけど」
断られたらどうしようと思っていた私の不安を全て消し去るかのように優菜ちゃんが承諾してくれます。
「はぁっ……あ、ありがとうございます。で、では、待ち合わせはテレポート駅の……」
恥ずかしくて、つい変な声が漏れてしまいましたが、何とか待ち合わせの場所を決めます。「で、では、お待ちしております。ま、また後でね、優菜ちゃんっ」
「う、うん、また後で」
通話が切れて、スマートフォンの画面に私の顔が映っても、暫くはじっとその顔を見つめてしまいました。
優菜ちゃんとお出かけ……それだけで、私の頭の中は埋め尽くされています。
ですが、直ぐに行動を起こさなくては。優菜ちゃんをお待たせするわけにはまいりませんから。
早速クローゼットの中を歩き回ります。優菜ちゃんはどんな服装が好みなのでしょう。清純系、カジュアル系、それともスポーティな感じでしょうか……知的な感じの可能性も捨てきれません。
ですが、悩んでいる時間はありません。ここは最初に頭に浮かんだもので行きましょう。
手早く着替えて、ただし確認は怠らずに念入りに。必ず優菜ちゃんに可愛いと思ってもらえるようにと、気合を入れて家を後にします。
限られた時間の中で最大限のお洒落をした私は、その甲斐あってか、優菜ちゃんより待ち合わせ場所に早く着くことが出来ました。初めて行く場所だったのに、こうして優菜ちゃんより先に辿り着けるなんて、正に奇跡です。
と、このままではいけません。深呼吸をして、気持ちを落ち着かせようと努めます。いつでも優菜ちゃんをお迎えできるようにしないと。
「お待たせ、魅由」
そこに、決して聴き間違える事など無い音色が私の鼓膜を響かせます。
「あっ、優菜ちゃん。私も今来たとこ……」と、優菜ちゃんを見て微笑もうとしましたが……その瞬間、私は、余りにもの光景につい足元が覚束なくなってしまいました。
優菜ちゃんは、何やらベルトがたくさんついた上着を着ていて、それだけでもドキドキしてしまいますのに、スカートなんて右半分がありません。所謂アシンメトリーというものでしょうか。左側しかないプリーツスカートの下にはショートパンツを履いていますが、そこから延びる足と白いニーハイソックスに思わず目が行ってしまいます。こ、こんな大胆なファッションを優菜ちゃんが……反則過ぎます。
「わあっ、大丈夫?」
ふらつく私の体を優菜ちゃんが慌てて駆け寄ってきて支えてくれます。
「は、はい。大丈夫です、優菜ちゃん」
優菜ちゃんの体温を感じて、更に倒れそうになりますが、何とか体制を整え、自分の足で立ちます。
「びっくりしたー、もしかして体調悪い?」
「あ、いいえ、違います。その……」
いけません。優菜ちゃんに心配されてしまいました。体調が悪いという事になったら、ここでお別れという事になるかもしれません。ですが、こ、これは言わなくてはいけないのでしょうか……私がついよろけてしまった理由を……ですが、ここは思い切って伝えてみます。
「いえ、その……優菜ちゃんの私服、初めて見ましたので。その……かっこよすぎたので。ですので……」
い、言ってしまいました。もうまともに優菜ちゃんの顔を見られません。
「え、あ、ありがとう。魅由もすごく似合ってて可愛いよ」
そんな私に止めを刺す優菜ちゃん。
「はぁっ……あ、ありがとうございます」
も、もう、優菜ちゃんったら。そういうことをサラッと言ってしまうなんて。ずるいです、本当にずるいです。あまりにもの嬉しさと恥ずかしさに、両手を祈るように胸の前で握ってしまいます。
「と、とりあえず、移動しようか」
「あ、はい。あの、優菜ちゃん」
動き出した優菜ちゃんに思わず声をかけてしまいます。
「なに、魅由?」
「えっと、その……」こ、これは、我儘でしょうか。ですが、折角のお出かけなのですから、これくらいなら……でも……
逡巡して動けなくなった私の右手を、優菜ちゃんが優しく握ってくれます。
「はぁっ……んっ」
私の変な声はどうやら優菜ちゃんには聞こえなかったみたいで一安心です。そのまま、優菜ちゃんの手を握ったまま、楽しいお出かけが始まりました。
優菜ちゃんに連れられて辿り着いた先は、西洋風のショッピングモールです。以前、家族旅行で見たことのあるような街並みが広がっていて、思わず懐かしい気持ちになります。
ふと、優菜ちゃんを見ると、上を向いています。天井に何かあるのでしょうか。優菜ちゃんの視線の先を追いかけて、
「えっ?もうこんな時間、なのですか?」
私の目に夕焼け空が映り込みます。ど、どうしましょう、折角辿り着いたばかりなのに、もう帰らないといけないのでしょうか。
「あははっ、あれは架空の空だよ。天井一面がモニターになってて、時間で切り替わっていくの」
思わず焦ってしまった私を見て、優菜ちゃんが教えてくれます。
「そ、そうだと思いました」つい、照れ隠しでこんなことを言ってしまいます。
それにしても、先程の優菜ちゃんの表情は、ここにはいない誰かの事を考えていそうで……そんな風に思ってしまった私は、胸が苦しくなって思わず「それと」と、つい余計な事を言ってしまいます。
「え、な、なに?」優菜ちゃんの焦った声。ああ、そんな顔が見たいわけではありませんのに……
「……いえ、なんでもありません」
不機嫌そうな顔になっているのを優菜ちゃんに見られたくなくて、手を引っ張って歩き出します。
「わっ、ちょ、ちょっと魅由?」
焦りながらも優菜ちゃんは付いてきてくれます。いけません、折角楽しいお出かけなのに。気持ちを切り替えて、優菜ちゃんに振り向きます。
「優菜ちゃん、どこから見ていきましょう?」
出来る限りの笑顔で。そんな私に優菜ちゃんも笑顔で応えてくれます。ああ、きっと今の私の顔は赤く染まっているのでしょう。でも大丈夫ですよね。だって、架空の空とはいえ、こんなにも素敵な夕焼けが広がっているのですから。
思えば、家族以外の誰かとこうしてお出かけすることは初めてです。遠足や修学旅行でも、同級生と街を歩くことはありましたが、何だか行事じみていて、お出かけという感じではありませんでしたし、何より優菜ちゃんが居ませんでした。その事が、私の心をこんなにも弾ませるのだと、改めて実感しています。
それにしても、ここには本当に色々なお店があります。様々なファッションブランドや手頃な雑貨屋さんに、私たちにはまだまだ縁の無さそうなジュエリーショップ、それらを優菜ちゃんと一緒に巡り見て廻り、笑い合います。そんな時間は、私にとっては至福以外の何物でもなく、このまま時が止まってしまえば、なんて思ってしまいます。
やがて、私たちは大きな噴水のある広場に辿り着きます。女神像に支えられた噴水の見事さに見惚れていると「魅由、ごめん。ちょっと……」と優菜ちゃんが広場から続く通路の一つを指差します。そちらの先にあるマークを見て「行ってらっしゃい」と繋いだ手を放します。
「魅由も一緒に行く?」
優菜ちゃんの気遣いに首を横に振ります。
「そっか。じゃあ、少しだけ待ってて」
そう言って、優菜ちゃんが離れていきます。ふと、手のひらから熱が奪われていくのを感じて寂しい気持ちになりますが、また直ぐに繋げます。そうしたら、再び温かさが戻ってきます。その事に思わず微笑みながら、空に映し出された青空を眺めていると、
「あれ?もしかして、粉雪さん?」
声の聞こえた方に視線を向けると、私を見つめながら驚いた表情をしている人物が一人、佇んでいました。
「や、やっぱり粉雪さんだ。やだなに、こっちに戻ってきていたの?」
そう言いながら近づいてくる顔に、何となく見覚えがあります。
「……江島、さん?」
「そう!えー、ほんと奇遇だね」
笑顔で話しかけてくる江島さん。彼女とは、中学が一緒で、何度か同じクラスになった事があります。中学の時の彼女は、クラスの中心人物的な存在で、いつも明るく笑っていました。私とはあまり接点はありませんでしたが、事ある毎に、今の様に気さくに話しかけていただけていたのを覚えています。
「あ、もしかして一人、かな?私もなんだ。良かったら、一緒に回らない?」
話したい事もあるし、と笑顔で提案してくる彼女に、私は首を横に振ります。
「え?あー、何か用事があるとか?だったら付き合うよ。その後で」
私の拒否を見て、若干笑顔が曇りましたが、それでも話を進めてきます。そんな彼女に、
「ごめんなさい。今日は一緒に来ている人がいますので」
はっきりとお断りの言葉を掛けます。
その瞬間。江島さんから笑顔が消えました。
「え……一緒に来てるって、誰と?もしかして……山之辺、とか?」
どうして私が優菜ちゃんと一緒だと分かったのでしょう。若干の疑惑を残したまま、そんな事を億尾にも出さずに短く答えます。
「なんで……なんであんな奴なのよ!」
途端、叫び出す江島さん。その豹変ぶりに驚きましたが、一つだけ許せなくて、つい反論してしまいます。
「優菜ちゃんをあんな奴呼ばわりはやめてください」
「はっ!自分の事、魔王だとか言っちゃう奴、どう呼んでもいいでしょ!?」
つい言い合いになりそうでしたが、今の江島さんの発言にまたしても驚いてしまいます。
「……どうして、その事を?」
優菜ちゃんが魔王だという事を、江島さんも知っているなんて。私は、中学の時は他言した事が一度もありません。優菜ちゃんから直接聞いた、もしくは、私のようにあの夢のようなノートを見たのでしょうか。ですが、江島さんの回答は、私の予想とは全く違いました。
「どうしてって、二年の夏休み明けの日の放課後、教室で話してたじゃん!魔王がどうとかって!」
どうやら、あの時の会話を聞かれていたようです。その事に少しだけ動揺しましたが、次に告げられた事は、その程度では済まされない程、衝撃的でした。
「そういえば次の日、粉雪さんは休んでたよね!あーあ、あの日は傑作だったのに!あいつが来る前に黒板に山之辺は異世界の魔王だってでかでかと書いてさ、クラス中にばらして笑い者にしてやったんだけど、あの時のあいつの顔ったら!」
何がおかしいのか、くすくす笑い出す江島さん。どうして、この人はあんなにも楽しそうに笑っているのでしょう。いえ、そんなことは今はどうでもよくて、つまり……つまり、優菜ちゃんは……
「でもまぁ、あんなことで不登校になるなんてさ!メンタル弱すぎじゃない!?」
私はもはや何も考える事ができず、あはははっ、と狂気を孕んだ笑みを浮かべる江島さんを唯々眺め続ける事しかできませんでした。
― interlude end―
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