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  • 第3話への応援コメント

    そういうものがあるのですか…! 知りませんでした。気を付けないとですね。

    作者からの返信

     オレンジ11様、コメントありがとうございます。
     私自身はこのような誘いを受けたことはなく、そのような話を何度かネットで見ただけです。最初の頃は自費出版の話だと思っていたのですが、どこかで一度「自費出版とは違う」というのを見て、少し興味を持って調べてみたら、協力出版とか共同出版とか呼ばれる形態がある、と知ることができました。軽い調べ物には、本当にインターネットは便利です(笑)

     でも、この作品は小説なので、あえて現実の話よりも悪質にしてあります。実際にはTwitterのDMなどで無差別に話が来るわけではなく、出版社のコンテストに応募した場合のみ、その出版社から誘いを受けるそうです。「受賞ではありませんが、うちから本を出しませんか。ただし一部の費用をそちらで負担してもらいます」みたいな感じで。
     だから、この作品みたいに応募したところとは無関係なところから「通過作品リストで見ました!」と誘われるのであれば、それは自費出版や共同出版ではなく、きちんとした拾い上げの話になるのでしょうね。その意味では『気を付けないと』というのであれば「自費出版や共同出版を扱う出版社のコンテストには応募しない」というのが得策なのでしょう。主催者をきちんと調べた上でコンテストに応募しましょう、ということです。

     また「あえて現実の話よりも悪質にしてある」に関して言えば、実際の共同出版のお誘いでは、かなり早い段階でお金の話になるようです。この作品みたいに「ある程度の作業をさせておいて『今さらやめるのは勿体ない』と思わせる」という詐欺っぽいケースは、私がいくつかネットで見た限りではありませんでした。とはいえ、そのような悪質さは程度問題ですから、もしかしたら表に出てこないだけで、実はあるのかもしれません。やっぱり『気を付けないと』ですね。

     あと「現実よりも悪質」に関しては、バランスを取る意味で、主人公の方も少し性格悪くしました。実際に共同出版の話をお断りする方々は、この作品の主人公みたいに捻くれて『協力出版や自費出版を扱っているところならば「これもそうに違いない」と冷めた目で見るようになったのだ』ということはなく、むしろ前向きに別の道を模索する(公募などへの熱意をさらに高める)方々が多いようです。