番外編:乳幼児のアレ(異世界転生)
さて、また番外編です。中世ヨーロッパ風の世界についてではなく、異世界転生して生誕直後から前世の記憶と意識があるという設定のお話です。
生まれたばかりで意識がはっきりしていたり、前世の記憶があるのは神様パワーとかなのでしょう。ニューロンの発達具合とかイロイロと突っ込めるアレがあります。多分、転生時に神様が大脳の発達は大人並みにしてくれているのでしょうと、脳内補完することにします。アレですね、称号に転生者とかあればその辺すべて含んでいるのだろうと推測します。
まずは、皆さんもググればわかりますが、乳幼児の視力についてです。まあ、これも神様パワーや転生者特典ですと割り切れば良いのでしょうが、ただ、物語を書くにあたって、知っているのと知らないのでは、印象が大きく変わってきます。突っ込まれるのが好きなM気質な方はわざとやるのかもしれませんが。ちょっと、簡単にまとめてみます。
○0~3か月:視力は0.01~0.02くらいで色の判別などはほぼつかない。
○4~7か月:0.03~0.08くらいで三原色が判別できるくらい
○8~11か月:0.1~0.15くらいで人の顔が判別できるくらい
○1~5歳:以降5歳くらいまでに視力1.0くらいになる様に発達するらしい
○6~8歳:大体、8歳くらいまで視力は発達していくらしい
よくある話は、転生者は生まれた直後から人の顔が判別出来て授乳を赤ちゃんプレイなどと言っているシーンがあります。大脳と視神経だけは転生者特典で大人並みに発達しているのに、運動能力や発声器官、消化器官の状態などは新生児のままという、ご都合主義も極まれりという感じです。脳がそんなに発達していたらすごい栄養が必要です。もっといっぱい飲み食いしましょう。低血糖で倒れないか心配です。
岡崎二郎先生の「アフター0」で自分の息子に憑依して奥さんを助けるというマンガがありますが、死んだ旦那さんが憑依してあれこれ考え、動き回り、読み書き、会話をしたりして脳や身体に負荷をかけているから、発達が普通の子より早いみたいに書いてあります。ファンタジーにもチョットした設定で、話に奥行きがでるかもしれません、多分。
続いて、聴力はというと以下の感じです。
○1~3か月:大きな音に反応する程度(脳の処理の都合上)
○4か月以降:ここから徐々に声などに反応するように発達していく
といった感じですので、転生者の方は物音をとらえるのは、新生児でも大丈夫という事ですね。脳の処理機能が大人並みになっているという前提で。
最後に、運動能力についてはみなさんご存じだとは思いますが、こんな感じです。
○寝返りや寝返り帰り:5~6か月くらい
○ずりバイ:6~8か月くらい
○はいはい:6~9か月くらい
○お座り:6~9か月くらい
○つかまり立ち:7~11か月くらい
個人差はありますのであくまで目安ですが。不思議と転生者は運動能力は地球の乳幼児に準じております。まれに、乳幼児なのに喋るは歩き回るはでスーパーな乳幼児が主役の物語を見ます。あのくらい突き抜けているとスカッとします。
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