応援コメント

第五節の2 「プルシアンブルーの肖像」」への応援コメント


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    いやあ、「プルシアンブルーの肖像」良いですよねえ。ぼくはシナリオの西岡琢也がきっちりと物語を作った(しかも安全地帯の持つ如何わしさコミコミで)のが成功の原因かと思います。あとは誰が監督しても良い。今の多賀監督の焦点の合わない演出だと、見た方が自分の映画として勝手に組み替えてしまうのだと思います。俺バージョンの「プルシアンブルーの肖像」がいちばん面白いぜ。って。

    小学生の恋愛もので思い出した映画があります。「トイレの花子さん」1995年公開、松岡錠司監督(バタアシ金魚)です。この映画では花子さんは子供の守護神のような存在で、現実の悪意に立ち向かう少年少女たちを見守っています。前田愛・亜希姉妹も出ているし、ストーリーも演出もしっかりしてるし、もっと取り上げられても良いのになあと思っています。ぼくはLDを持ってましたが、もう見れません。こういうジャンルも、少女ヒーロー映画といって良いでしょうか?

    作者からの返信

    コメントありがとうございます! 脚本の巧みさに触れた方は、私の知る限り、あなただけです。確かに、安全地帯、というか玉置浩二のいかがわしさを生かし切った物語ですね。自分の「バージョン」を作ってしまうのだ、というご指摘も、なるほどなあ、と思いました。いま書いていて気がついたのですが、多賀英典が監督である最大のメリットは、玉置浩二のスケジュールを押さえられた、ということではないでしょうか。ずっと後の方で触れる「アンドロメディア」などと比べてみると、あるいは前の方に書いた「伊豆の踊子」などを見ると、主役を押さえることの大事さが、よく分かりますね。いずれにせよ、今後ともよろしくお願いいたします。