第264話【ネタバレあり】時震球【最終回?】
ご覧いただきありがとうございます。
以下、いささかのネタバレを含みます。
ネタバレの苦手な方は、是非、第001話から第100話までの本編をお楽しみの上、再度お越しください。
なお、第十二章~第十九章、第110話~第199話は欠番で、最初から存在しません。
――ここから――
ネタバレ編も六十四回目、八進数の百にあたる数字です。
区切りのいいところでこの外伝も終わりにするのがきれいだと思います(本当にできるのか?)。
時震球がなにかは本編をご一読いただければ伝わると思いますので、是非、本編でお確かめください。
時震球の着想自体は別の作品を考えている時からラストシーンで使いたいと思っていました。
いわゆる爆発や爆縮と異なる形で範囲を制圧できる表現はないかな、と。
世代が増えるごとに、倍に、倍に伸びていく傾向のある徹攻兵の能力ですが、何でも倍ではありません。
走力は倍ほどは伸びません。
そしてこの時震球は第二世代型で直径五十センチでしたが、世代を経るごとに八倍ずつ範囲が広がっていきます。
なのであのシーンにつながるわけです。
第七世代型装甲服が存在したら、更にとんでもない範囲になります。
新宿駅と東京駅の直線距離が六キロメートルしかないことを考えると都市部で行われるととんでもないことになるわけです。
……もともと戦闘機のお話しを考えていたんですよね。
んで、単機で空母打撃群を台無しにできる規模を最終場面に描きたくて……。
ただ、空母打撃群の戦闘時の展開範囲がわからなくて、そしてどうも、恐ろしく広いようなんです。
そこで、「空母本体を叩ければいいじゃないか」と気持ちを切り替え、余りばかばかしすぎない、けど単体の爆発物と比べたら恐ろしい範囲の攻撃にしたくて数字を決めたところがあります。
まあ、時震球の事例自体、公式には二例しかないんですけれどもね。
もし、お気に止まりましたら100話までの本編をご笑覧ください。
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