第二十七章 いい加減終わりを見据えつつ

第261話【単なる随筆】きた君に行きたいところだけどロンガル【余談もいいとこ】

 ご覧いただきありがとうございます。

 以下、いささかのネタバレを含みます。

 ネタバレの苦手な方は、是非、第001話から第100話までの本編をお楽しみの上、再度お越しください。

 なお、第十二章~第十九章、第110話~第199話は欠番で、最初から存在しません。





――ここから――



 1きた、きたこれ。

 「きたない君がいちばんかわいい」を初めて読んだ時、うわっ、と思ったんです。

 自分にはヤンデレ属性は無いと。


 ところがなけなしの家計費を削って購入した手前何度か読んでみると、その、目が離せない。

 あらかじめいっておきますけれども万人受けするというジャンルではないと思いますし、私はまだ三巻までしか読んでません。

 なぜなら、四巻を読むのが楽しみすぎて、レビューを書くというおこがましい、でも、頭を悩ませる思考から解放された状態で読みたいという欲がありまして。

 「きた君」をガールズラブへの軽い気持ちで読んでしまうとちょっとハードルが高いかも知れませんが、肉体的にも精神的にも「痛い」「どうしようもない」状態を超えた先にある、生活に立ち戻った時のどうしよう感というか「それで、次は」みたいな感覚から目が離せなくて、「絶対追いかける」って気分なのです。


 そこまで「きた君」をかたっておいてロンガルですよ。

 「ロンリーガールに逆らえない」です。

 健康不良の優良少女と登校不良の屈折少女のガールズラブなのですが、その一瞬でガールズラブに落ちるのか、見たいな驚きがあって、なんていうか作品作りの参考になるというか、そしてわかなちゃんの疾走による努力にたいする主人公の告解がそれかよ見たいな、実は二巻までしか読んでなくて、三巻はこういうレビュー抜きに純粋に読みたくてワクテカしてるというか、桜井ちゃんそうぢゃないぢゃろみたいなところに空ちゃんのさらりとした受けがあって、


 そういや空ちゃんのさらりとしているところは「いちます」のおーやさんに通じるものがあるなーとか、桜井ちゃんの流されていく性格は他の作品の誰とも違うなーとか、ロンガルにはロンガルの良さがあって、空ちゃんにじわじわ流されていく桜井ちゃんの心の移り変わりがかわいいと思うんですよね。

 そこにわかなちゃんが入って押していくことで二人がどうなるのか。

 ところでわかなちゃんがガールズラブを素直に受け止めるところとか、そんなフツーなことかと思いました。

 「今時ふつーやん」とか、いや、そーか? と。

 

 ちな、猫耳メイドが江戸時代からいたのはご存じですか?

 あと、触手プ○イのイラストが江戸時代からあったのはご存じですか?

 あと、援助交際というかパパ活というかも、江戸時代にはすでにあったのはご存じですか?

 われわれ日本人はね、我々のご先祖様だって全く我々に負けていないのですよ。

 二六〇〇年続くHENTAIの血を舐めるなよ、と。

 

 なのでわかなちゃんの「今時フツーやん」はそのまま受け止めることにしました。

 ガールズラブばかり読んでいると、世の中ガールズラブにありふれているように錯覚するんですよね。

 嫌悪感を湧く人にはとうてい受け入れられない世界観であるという理解は私の脳髄にも理論上存在するですが、感情が追いつかない。


 そう、世の中にはガールズラブがあふれているのです。

 ……そんな妄想をしながら戦記物を書きました。


 もし、お気に止まりましたら100話までの本編をご笑覧ください。


 ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑

※ほんとはこの段階でもう一人名前を出したい作家さんがいるんですよね。

 でも、その漫画家さんは名前を出しただけでもうなんていうかいろいろと、私が社会的にちと、こま、る。。。大ファンなんですが……。

 百万が一、この作品、駄文が知人や家族に知られることを考えるとためらってしまうというか。

 逆に百万が一、この作品、駄文が知人や家族に知られわたったら、もうはらくくって書いちゃっていいかとおもってますけど。大ファンなので。

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