第236話【ネタバレあり】誕生日の法則【解説編】

 ご覧いただきありがとうございます。

 以下、いささかのネタバレを含みます。

 ネタバレの苦手な方は、是非、第001話から第100話までの本編をお楽しみの上、再度お越しください。

 なお、第十二章~第十九章、第110話~第199話は欠番で、最初から存在しません。





――ここから――



 ああー、タイトルだけ決まっていて、ここまでたどりついて困ってしまうパターンだこれは。

 第215話で盛大に誕生日の法則については語ってしまったんですよね、脱線する形で。

 なのでほんと小ネタなんですけれども、颯太が出産予定日に生まれなかったという話し。

 

 出産というのは女性にとって本当に大変なことなんだと思います。

 昔、産む機械発言ってありましたけど、あれって「産む能力は男性にはなく、女性にしかない」という趣旨の発言の一節だったんですよね。

 それは事実であり現実であり、揚げ足を取られないのも優れた政治家の能力の一つかも知れませんけれども、そもそもの趣旨を曲解するような取り上げ方しかしない報道のあり方に大いに疑問を持ったものです。

 おっと、よそにずれました。

 はてさて、私も妻の最初の出産の時には気をもみました。

 少し生活に余裕のある時期だったこともあり、近くの産院の中でも、最も設備のゆったりとした産院を選びました。

 妻自身、その産院で産むことを望んでいました。

 その産院の売り文句が「無痛分娩」だったのですが、これはもう、人にもよると思うのですが「無痛」っていっても無感覚な訳じゃないんですね。

 そして妻は最初の出産は難産で、二十六時間掛かりました。


 無痛分娩は計画出産なので陣痛促進剤などを使って出産予定日に取り組むのですが、二十六時間も掛かると出産予定日通りの出産日ではなく、次の日になるというエピソードと、その結果「徹攻兵の生まれ」になるというエピソードは運命的なものを感じると思ったのですが、徹攻兵が戦記物であることを考えると、「挿話」としてまとめるには余りに方向性が違いすぎると思い、「颯太」というキャラクターのエピソードの一つとしてここで触れる次第です。


 もし、お気に止まりましたら100話までの本編をご笑覧ください。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る