第234話【ネタバレあり】ゼライヒ女王国【解説編】

 ご覧いただきありがとうございます。

 以下、いささかのネタバレを含みます。

 ネタバレの苦手な方は、是非、第001話から第100話までの本編をお楽しみの上、再度お越しください。

 なお、第十二章~第十九章、第110話~第199話は欠番で、最初から存在しません。





――ここから――



 ぶっちゃけ、フィンランドとロシアの間に国なんて無いんですよね。

 湖沼地帯が広がるばかりで。

 なのでゼライヒ女王国というのは架空の国です。

 

 もともと、寒さに強い特殊なサツマイモの取れる地域で、葉や茎からはビタミンも取れ、人口はそこそこ多い地域でした。

 女系家族文化で、正式な場で名乗る時は、家族名の他に、母親と、母方の祖母の名前を名乗る風習があります。

 古ゼライヒ語は、周辺の語族に関わらない独特の発音を持っていました。

 ドイツ北方十字軍の侵攻を受けた時に、屈することなく和平にいたり、その後紆余曲折あって女王が騎士団から婿をとり、その後ドイツ北方十字軍の駐屯を受けるなどの親交を重ね、先の大戦では枢軸国側に立つに至った経緯があります。

 

 ただ、古ゼライヒ語はほんとに発音が独特なんですよね。

 伝説の名馬がいて、その名馬の血を引くという意味で優れた軍用馬につけられる称号が「ムテフィヅムテフィグ」といったりします。

 「滑り出す遺産」という意味なんですけれどもね。

 王立女子士官学校とか「ヘーウィキチッシェ・クタフォフェン・リチセタハゼリー」っていうんです。

 そんなの文章が読みづらいだけなのでほとんど使わないと思います。

 ただ、徹攻兵の武装は個人武装なので、武装の一部に古ゼライヒ伝承に出てくるアイテム名をつけて愛用している設定は盛り込みたいなあ、と。

 

 あーいまふと、ロシアつながりで、空中から三次元機動で、シンクロナイズドスイミングとか新体操みたいに、息のあった曲芸運動を披露する女子徹攻兵達を思いついちゃったけど、そもそも第四世代からなんだよなあ、自由度が増すのは。

 そして第三世代の壁は乗り越える方法を本編にも組み込んだけど、第四世代の壁は依然として残っている設定なんだよなあ……。

 

 あ、エピソードひらめいた! 黙っとこう。←いや、ここはネタバレするところだろ

 

 そんなゼライヒ女王国がどう関わるかというと。


 もし、お気に止まりましたら100話までの本編をご笑覧ください。

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