第232話【挿話】第八世代はあり得ない【異伝】
ご覧いただきありがとうございます。
以下、いささかのネタバレを含みます。
ネタバレの苦手な方は、是非、第001話から第100話までの本編をお楽しみの上、再度お越しください。
なお、第十二章~第十九章、第110話~第199話は欠番で、最初から存在しません。
――ここから――
このネタバレ編を別の場所で公開したとき、この番外編第三十二編で第104話で発表した「第八世代はあり得ない」を掲載しました。
すでに「第八世代はあり得ない」は公表済みなので、その裏話を少し語りたいと思います。
コンピューターのスペックって倍に、倍に伸びて行くじゃないですか。
あの伸び方が好きなんです。
第一世代とか第二世代はまだかわいいんですよ。
垂直に跳躍しても十メートルとか二十メートルですから。
まあ、対歩兵戦で「脅威の運動能力」ということで描写のしようもありますから。
第三世代で四十メートル、第四世代で八十メートルになると、もう、対歩兵戦では収まらないというか、圧倒的過ぎて歩兵相手じゃどうにもならない。
第六世代、三一式の三百二十メートルとか東京タワーかよ、という高さで、そこまで飛び上がってから光条推進で自在に動くとなると、そこまでにとどめておきたいと思ったのです。
それと装甲服は世代が上がるごとに薄く作ることができます。
高世代対応者は低世代型の装甲服を着甲しても高世代型の能力が出せるので、重厚感の好きな顕現者が敢えて低世代型を選ぶ描写も考えていたのですが本編では機会がありませんでした。
第六世代以上の高世代型が多分あり得ないという推測をするのにふさわしいのは武多だな、と。
そしてピアスファッションを嗜む公務員の武多は最晩年まで遊び心を忘れないぞ、と。
これを本編に入れると、本編が引き締まらなくなるので、外伝としてまとめた次第です。
ただ、徹攻兵の設定はいろいろといじり倒したいので、作者のふらふらとした気の迷いで、パラレルワールド的に、第八世代が存在する世界観でなにか書くかも知れませんが……。
まあ、いまの体調、メンタル、就業、収入、支出の大きな課題の前には無理難題かな。
本気でリアルがやばいんです。ははは。
もし、少しでも応援してくださる気持ちをお持ちいただけたら、100話までの本編をご笑覧ください。
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