第216話【ネタバレあり】八本様と三脚様【再挑戦】【解説編】
ご覧いただきありがとうございます。
以下、いささかのネタバレを含みます。
ネタバレの苦手な方は、是非、第001話から第100話までの本編をお楽しみの上、再度お越しください。
なお、第十二章~第十九章、第110話~第199話は欠番で、最初から存在しません。
――ここから――
さて第215話で誕生日のことばかりに触れてしまったので改めて八本様と三脚様です。
基本的に作者として「SFもの」「ロボットもの」に分類されたい欲があり、「超能力もの」に傾きかねない誕生日関連の要素はなるべく薄く、うすーくしたい思いがありました。
とはいえ、同好の士は世の中に沢山いるはずで、そういう方には素直に伝わるように、一箇所だけ明確なメッセージを織り込んだ箇所もあります。
ご存じ無い方はさらっと読み飛ばすその箇所を、ご存じの方は「おっ」と目を止めてくれる箇所です。
もともと、八本様を出すつもりはありませんでした。
ただ、徹攻兵の近接武器を設定する中で近接武器が余りに強すぎて、「これちょっと、扱い考えないといけないぞ」となりました。
で、主人公格の「遊君」のモデルが剣道の有段者であることもあり、主人公の輝巳がそれに負けちゃうのも少し違うな、となり、「輝巳は、遊君に勝てないけど負けない」というギリギリの線を維持することにした時に、その理由付けとして「お告げの神様」という要素を描きました。
「お告げの神様」ってなんだよ、って考えた時に、誕生日の設定から、神様っていったらあれしかいないよなあ、ともうコレは必然的な方程式みたいなもので決まってきた次第です。
それでも、そのものずばりないいかたはしたくなく、登場人物達も、おぼろげな影を追うような印象で八本様を捕らえています。
で、八本様を出した後、遠距離武器でお告げを与えるシーンを思いつきました。
この時、遠距離武器でも八本様がお告げをくださるのでも良かったのですが、八本様の世界観には多種多様なキャラクターが存在します。
一つ一つに個性があり、別キャラに触れたく「三脚様」にご登場頂くに至りました。
欲をいったら「火の玉オヤジ」とか「おハゲ様」とかにも遊びに来て欲しかったのですが、それがメインではないので八本様と三脚様にとどめておきました。
主人公の輝巳が八本様を、主人公格の遊君が三脚様を感じているというのもバランスが取れているかと思います。
もし、お気に止まりましたら100話までの本編をご笑覧ください。
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