第066話 二小
身長百七十八センチ、体重七十キロ、秋田の血を引く母親に似て色白で足が長く、生意気そうな一重の瞳の光りを隠そうとしない黒髪の青年が
初めての着甲で一八式のほとんどの力に達し慣熟間近。
光条の色は白。
身長百五十六センチ、父親に似て日焼けしがちな肌のケアに余念が無く、どこか南方系の顔つきを思わせるやや明るみのある髪色の少女が
十五歳にして〇六式の出力をほとんど引き出して見せた日本最年少の徹攻兵。
光条の色は桃色。
身長百七十一センチ、体重七十五キロ、一見大人しそうな目つきに似合わず、颯太より負けん気の強いところも見せる直毛の青年が
一八式の八割の力を引き出す。
光条の色は南の海を思わせる青。
身長百七十五センチ、体重七十二キロ、覇気を表に出すよりも慎重さと落ち着きをもって穏やかに微笑むのが似合う茶髪の青年が
六割ながら一八式の力を引き出し潜在能力は十分高い。
光条の色は鮮やかな橙色。
身長百七十三センチと女性としては大柄なのは、ナイジェリア人である父親譲り。
褐色の肌と足の長いメリハリの利いた体型には明るい色のサブリナ・パンツが良く似合う。
縮れた髪をポニーテールにまとめているのが
女性としていきなり、一八式の七割の出力をたたき出し、明理、皐月に次ぐことを期待されている。
光条の色はピジョンブラッドを思わせる赤。
寿利阿以外の四人は特務予備自衛官制度を使っていることもあり、色川の発案で機械の習熟の早い詩央を小隊長役に編成を組むことにする。
長年、日本の徹攻兵の能力開発に携わってきた都築小隊によく似た特務予備自衛官の集まりであり、誰とも無く、特務予備着甲科第二小隊と呼ばれるようになった。
これが、通称
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