第26話 ガールズ・エンド

 それから一週間ほど経っただろうか。

 深夜2時。

 わたしたちは、郊外の廃れた教会にいた。

 二列のベンチが何脚も並んでいる教会の祭壇の前に、わたしたちはいた。

 窓ガラスはすべて割れ、祭壇のはるか上に位置するステンドグラスが無事なのが奇跡的なくらいだった。

 教会の身廊には赤い絨毯が引かれていたが、いまはもう色あせ、ところどころ緑の苔が生えている。

 あのときのわたしたちから変わった点は、夜宵の左腕がギブスでぐるぐる巻きになっているくらいだ。

 やはり手術が必要なレベルの骨折だったようで、医療機関で処置を受けた。

 身分確認は、悪魔祓いの仕事をする際に使っていた成人女性としての偽造身分証明書を使ったらしい。

「ねぇ夜宵、ちゃんと来ると思う?」

 祭壇の前から、扉が半分なくなって吹きさらしになっている入口を見る。

「来る。あいつはプライド高いから、宣戦布告を無視できるようなタイプじゃないよ」

 夜宵は右手で短剣をお手玉のように操っていた。

 わたしはわたしで、蛇使いのようにウナギの頭をつかもうと遊んでいた。

「これがわたしたちの初戦だね。いまから、ぜんぶはじまるんだね」

「お願いだから、くたばったりしないでよ?」

 夜宵は低い身長からわたしを見上げつつ、お姉さんのようなセリフを言う。

「誰に言ってるの?」

 わたしは右手の指先から肘までどろどろに溶かして床に血だまりをつくる。

「そうね。じゃあ、私が死なないように全力を尽くしてね」

 夜宵は悪魔に対する絶対的な祓魔の能力を持ってるけど、その体は生身だ。

 一撃もらっただけで死にかねない。

「夜宵が剣で、わたしが盾ね」

「悪魔に限ればね」

 わたしたちの敵は、悪魔だけじゃない。

 そういう道を選んだのだ。

「冬子――」

「んぁ?」

 夜宵がわたしの体を突き飛ばし、ウナギがわたしの体から生やした手足でその場から飛び退く。

 一瞬前までわたしたちが立っていた床に、屋根を突き破って二本の槍が突き立っていた。

 槍の柄が伸びて螺旋を描き、黒い繭となりひとりの男の姿が形づくられる。

 白いジャケットに蛇柄のスラックスを履いたベレトだった。

「定刻より早いじゃない。そんなに待ち遠しかった?」

 夜宵がベンチの陰から短剣を構え、ベレトを煽る。

「祓魔師の小娘め。やっと口が聞けるようになったか」

「あなたたちと違って、ヒトは変わるのよ」

 わたしは何本ものウナギを背中から生やして、空中にいるベレトを捕らえようとする。

 ベレトは得意の爆散で姿を消し、祭壇の前に姿を現す。

「グラシャ=ラボラスも堕ちたものだな。祓魔師と手を組んだ悪魔とは、ソロモンの歴史に残るぞ」

 中空でベレトを見失った触手が、そのまま角度を変えて祭壇に集まる。

「オレもここまで生きて、こんな魔生になるなんて思わなかったぜ」

 ベレトがまた消失して夜宵の背後に現れる。

 それを読んでいた夜宵は、体の捻りを加えて振り向きざまにベレトを切りつける。

 ベレトが首を爆発させて斬撃を避ける。

「ヒトの分際で」

 ベレトが胸に長槍を形成して夜宵を貫こうとし――

 巨大なウナギに体を変えたわたしがベレトの胴体に喰らいついた。

「GURURURURU!!!!!!」

「裏切り者がッ!」

 ベレトが体を爆烈させて噛みつきから抜け出す。

 液体になったベレトが滑るように教会の身廊を移動し――

 わたしの体の陰から現れた夜宵がベレトの血だまりを一閃する。

「Guvvvlvvvlo!」

「ごめんなさいね」

 夜宵が絨毯を切り裂き、わたしのほうを向く。

 ベレトの血だまりが凝縮し、背中に蝙蝠の羽を生やした人型になる。

 しかし、その胸のふさがらない切り傷から血が溢れていた。

「ヒトと祓魔師が手を結ぶなど、笑わせるな!」

 ベレトの体からウニのように無数の槍が突き出す。

「消えろッ――!」

 わたしは夜宵の前に飛び出して、ウナギで大きな盾をつくる。

 槍が衝突する轟音が響く盾のなかで、わたしは夜宵に話しかける。

「わたしが引きずり下ろすから、夜宵は刻んじゃって」

「ラジャ」

 わたしは盾の中心に銃口を形成し、血塊を連射する。

 槍の連射を止めたくないベレトの体表にわたしの血塊が突き刺さっていく。

 ある程度までベレトの体表に重なった血塊が、わたしの形になる。

「チャオ」

 わたしは両手をウナギの歯にしてベレトに食いつき、背中から巨大な腕を生やし、天井を押すことで無理矢理ベレトを床に押しつける。

 ベレトが驚愕に顔を歪めて、すぐに血だまりと化す。

 けれどわたしの牙から逃れた先で夜宵が構えていた。

 夜宵は黒いキャンバスに絵でも描くようにベレトの血だまりを切り分けていく。

 絨毯が裂けるのを見るたび、わたしの体にも痛みが走る。

 夜宵の斬撃は再生を止める。

 十字のときと同じように戦えば致命傷は避けられない。

 黒い水蒸気のようになったベレトが、空中でヒトの形を取る。

 その体には何本もの血を滴らせる線が入っていて、夜宵の剣撃の効果を示していた。

「霊長の浅知恵が……吹き飛べッ!!」

 ベレトの体が巨大な槍になり、夜宵に射出される。

 人間の身体能力では、反応できたとしても、巨大な槍を避けることができない。

 わたしは悪魔の血を送り込んだ脚力で夜宵のもとに飛び込み、突き飛ばした。

 わたしの胴体が消し飛んで、上半身がべちゃりと教会の床に転がった。

 夜宵はわたしのバラバラ死体になど目もくれず、床に突き刺さったベレトに登る。

 夜宵は槍に短剣を突き立て、登りながらベレトを引き裂いていく。

「ギィアアアアアアァァァァッ……!!」

 槍から咆哮が聞こえて、爆散する。

「ウナギ!」

 空中から落下する夜宵をウナギが巻き取って受け止める。

「グラシャ=ラボラスッ……! なぜ貴様が祓魔師の味方をする……!」

 ベレトは、悪魔にしてはめずらしく種族の繁栄を願っているのだと、ウナギから聞いた。

 夜宵に出会っていなければ、なかよくなれたのかもしれない。

「さぁな」

 わたしは巨大な人間の骨と化して肋骨でベレトを包み込もうとする。

「オレにもヒトのことはわからねぇが、命の借りがあんだ」

 黒い涙を流すベレトの周囲に無数の血塊がぐるぐると周りながら現れる。

「道が違っただけだ」

 無数の血塊が射出され、わたしの骨を突き破り、わたしは形を保てなくなる。

 が。

 背骨に血を凝縮し、その裏に隠れる夜宵を守るのを忘れない。

「夜宵」

「……話しかけるときはせめてヒトの形になってくれない?」

 わたしは背骨に口だけをつくって話しかけていた。

「……ってのはどう?」

「……あいかわらずどうかしてるわね」

 夜宵が呆れた顔でため息をついて、わたしはなんだかうれしくなる。

「じゃ、いくよ」

 背骨の裏から二手に分かれたわたしと夜宵が現れる。

 ベレトは無差別爆撃を止め、わたしを無視し、左手から血槍を何本も夜宵に打ち出す。

 祭壇の裏で夜宵は血槍を裂けるのに全力で、その足が止まる。

「させるかっ……!」

 わたしは右手のウナギに血を凝縮させて勢いよくベレトに打ち出す。

 爆速で打ち出されたウナギを、ベレトは腹の中心を爆烈させることで避ける。

 しかし、腹を抜けたウナギの牙は、旋回してベレトの腕を捉えた。

 血槍の射線がずれる。

 夜宵はその隙を突いて祭壇に飛び乗り、ベレトの浮かぶ中空まで跳躍する。

「覚悟」

 夜宵が大きく体を捻りながら、短剣を振りかぶってベレトの前まで飛び上がり――

「蝿がッ!」

 ベレトの膝から伸びた槍が夜宵のお腹を突き破った。

「あがっ……!」

 夜宵が血を吐きながら串刺しになる。

「夜宵――」

 わたしは牙の食い込むベレトの左腕を引いて飛び上がり、夜宵のもとに近づき。

 腹が裂けてなかから現れた短剣がベレトの首を切り落とした。

 悪魔の血の膜を全身に纏い、わたしのフリをしていた夜宵が地面に降りる。

 夜宵そっくりな姿になっていたわたしは、ベレトといっしょに地面に落ちた。

「頭部等の重要器官への損傷は血の支配に影響を及ぼす」

 墜落したわたしはお腹から血槍を引き抜き、夜宵と位置を交代する。

「ソロモン七十二柱の十三位――悪魔の王、安らかに眠れ」

 夜宵は華麗な剣さばきでベレトの体をバラバラ刻む。

 数十どころではきかないほど細かいパーツに、悪魔の体を分離する。


 それから、一時間ほど経って、教会は地獄の様相を呈していた。

「悪魔祓いってこんな? いくらなんでもグロすぎない?」

 教会の祭壇と身廊のあいだには、ベレトの血で描かれた魔法陣がつくられ、その要所要所にベレトの肉片が置かれている。

「悪魔を祓うには儀式がいるの。特にソロモンの悪魔なんかは特別な魔法陣じゃないと祓えないから」

 そう言いながら夜宵は、慣れた手つきでベレトの肉片を並べていく。

 さっきまでわたしたちと戦っていた悪魔が、5センチ四方の肉の塊になっていると思うといたたまれない。

「でも……わたしたち勝ったんだね」

「そうね。わたしひとりでやるより、ずっと余裕を持ってやれたわ」

 悪魔の攻撃は人知を超えているので、夜宵のように超人的な攻撃予測能力を持つか、十字やウィルバーのように超人的な肉体を持っていないと、とても渡りあえない。

 しかし、盾をわたしが担うことで、夜宵は短剣の力を存分に振るえたみたいだ。

「ほんとに……やれるかもね」

 夜宵はぼそっとつぶやき、それを聞いたわたしは思わず笑みがこぼれる。

「こっからがマジの地獄だぜ。同胞狩りは、悪魔でもそれなりの禁忌だ。それもソロモンの悪魔となったら、黙ってないヤツもいるはずだぜ。冬子がいるかぎり、祓魔師にも頼れねぇしよ」

 ウナギがわたしの頭上に鎌首をもたげながらぼやく。

「上等じゃん! どんなヤツが来てもわたしと夜宵でまとめてバラしてやろうよ!」

 わたしは夜宵に笑いかけるけど、夜宵はそっけなく魔法陣をつくっていた。

「本当に、ウナギの言う通りでこれから先どうなるかわかんないんだから」

「ウナギって呼ぶんじゃねぇ」

 ウナギがすかさず釘を刺す。

「夜宵がいれば、わたしは何だってできるよ」

 パーカーのポケットに手を突っ込んだまま夜宵に笑いかける。

「私はいざとなったら、あなたの首を持ってエクソシスト教会に行くわ」

「ちゃんとリボンつけて渡してね」

 夜宵が口元を緩ませながら床の魔法陣を完成させる。

「さて」

「ベレトにお別れを告げましょう」

 夜宵はまっ黒な血に濡れた短剣を手にほほ笑んだ。

「そうだ!」

 わたしはパーカーのポケットからスマホを取り出した。

「記念写真撮ろうよ!」

 夜宵は口をぽかんと開けてわたしを見る。

「あいかわらず、どうかしてるわね」

「ほら! はじめて倒した悪魔じゃん! でっかい魚釣ったときに写真撮るのといっしょ!」

 わたしは魔法陣の前に立ち、夜宵を呼ぶ。

「はやく! せっかくだから撮っとこうよ〜」

「まったく……」

 夜宵は頭を振りながらわたしの隣に並ぶ。

 わたしは手を伸ばし、インカメでポーズを取る。

「はい、ピース! 夜宵も笑って!」

「絶対いや」

 満面の笑顔でピースを決めるわたしと、無表情でほほを上に引っぱる皮肉な夜宵の写真がとれる。

 バックにはバラバラになったベレトの肉塊と大量の血で描かれた魔法陣が映っている。

 いわゆる〝映え〟ってやつだ。


「≪天にまします我らが父よ、御身の名のもとに、悪しき魂を地獄の底へ返します≫」

 夜宵が十字架を握って祈りを捧げていた。

 わたしは教会の長椅子に座って前の長椅子に足をかけていた。

 魔法陣が白い光を帯びて、輝きだす。

「悪魔を祓うのってこんな感じなんだ」

「胃の冷える光景だな」

 ウナギは長椅子の上でとぐろを巻いていた。

「でもウナギも災難だね。たまたま契約したのがわたしで。自分を殺しかけた祓魔師といっしょに生きることになって。人間の世界にも、悪魔の世界にも、居場所がなくなっちゃったね」

「そうでもねぇよ」

「うぇ?」

 めずらしくウナギが乗ってこなかった。

「あのとき契約してなければ、オレはとっくに死んでたんだ。この生きかたは最悪――最悪のなかでもかなり最悪の部類の最悪だが、他の生きかたなんてないんだよ。こんな人生なら、あのときこうすればってヒトは言うが、この世界にもしもはなかったんだ。それなら、このあり方を受け入れるだけだ」

「ふ〜ん」

 わたしは頭の後ろに手をやって教会の天井を見ていた。

「あ、ベレトにさよならしなきゃ」

 魔法陣の上の肉塊が塵になって消えていく。

「バイバイ、顔のいい悪魔」

 わたしは光の粒になって消えていく悪魔に手を振った。

 儀式を終えた夜宵がわたしのところまで戻ってきて、隣に腰かける。

「きれいな星空だよ」

 わたしは教会の天井を開き、夜宵に星空を見せる。

「そうね」

 夜宵は長椅子の背に頭を預けて星を見る。

「結局、この仕掛けも使わなかったわね」

 土壇場でベレトが逃走を図った場合、必ず祓い切るために悪魔の血で教会をつくった。

 ジャングルジムを偽造したわたしならきっとできるだろうと思い、夜宵といっしょに内装にこだわった。

 そう都合よく廃墟がそこら中にあるわけじゃないのだ。

 わたしは黒い羽を開くように教会の壁を取っ払う。

 ずるずるとわたしのなかに血が戻ってくる感覚を感じる。

 やがて森の空き地のなかには一脚の長椅子だけを残して、教会が消え失せる。

「ねぇ、夜宵」

「ん」

 夜宵は星空を眺めたまま空返事する。

「わたしが死んだら、エクソシスト教会に戻ってね」

 わたしは命の半分をウナギにあげたのだ。

 長くは生きられない。

「わたしの首を持って、グラシャ=ラボラスを倒したって持ってっていいから」

「グラシャ=ラボラスは私が祓います」

「いつでも勝てると思うなよ」

 夜宵とウナギはバチバチだった。

「冬子さんは……教えてくれましたね。すべての悪魔を祓い終わったあとに、わたしに残るものを」

「冬子さんが長く生きられないだろうってことは、わたしにも分かります。それはもう決まってしまったことで、いまからどうなるものでもありません」

「ですから」

 夜宵はあいかわらず夜空を眺めたまま、まっ黒な瞳に星のかけらを浮かべていた。

「生きてるかぎり、残してください。すべての悪魔を狩り尽くしたあとに、私がこの世界にしがみつく理由を。これが私の人生を変えてしまったあなたの、消えてなくなるまでの責任です」

「ひとつの後悔もなきよう、本気で生きてください」

 夜宵はあいかわらずの無表情で、何を考えているのか、さっぱりわからなかった。

「私は、あなたが手を抜いて生きたとき、甘えたことを言って生きるのを諦めたとき、正体のない不安で弱音を吐いたとき、必ず約束を果たします」

 夜宵は、いつも正直で、はっきりとものを言う。

「私が、あなたを殺します」

「私は祓魔師です。どの悪魔をどの順番で祓うかは、私が決めます。冬子さんは、せいぜい賞レースがくり上がらないように、必死で生きてください」

「私は、私のやりたいように生きますから」

 夜宵はそう言って静かに目を閉じた。

 そっか。

 わたしはこれで安心して生きられる。

 いざとなれば、夜宵がわたしを殺してくれる。

 それは……なんて幸せなことなんだろう。

「うん、わかったよ」

 わたしも、夜宵の隣で静かに目を閉じた。

 わたしがほんとに欲しかったもの。

 長椅子の隣に人の体温を感じることで、とても満たされていた。

 だけど。

 この幸せも、薄い氷の上に成り立ってるものにすぎない。

 友愛クラブの元一位と悪魔憑きがいっしょに悪魔を狩っているとなれば、それを許さない悪魔も祓魔師も、山のように現れるだろう。

 それでも、わたしにはまだやることがある。

 それは、夜宵と出会ったことでわたしのなかに生まれた願い。

 わたしはまだ、この世界のすべてを手にしていないのだ。

「夜宵、わたし欲しいものができたんだ」

「そう」

 夜宵は目をつむったまま相槌を打つ。

「この世界に、わたしたちの居場所をつくろう」

「どんなやつらが立ちふさがっても、わたしたちが生きていける世界をつくろう」

「そうね」

 夜の森に吹き抜ける風を顔に感じる。

 わたしは、自分のあるべき姿を知っている。

「冬子、来るよ」

 夜宵の声に、わたしのなかの悪魔の血が沸き立つ。

「血のにおいを辿って来てみりゃ、当たりじゃねぇか」

 そこにはキャソックに和柄のストラをかけた、巨軀の男がいた。

「≪神託≫、友愛クラブの頭は、俺でいいんだな?」

「どうぞ。わたしは、もっと別のものが欲しくなったので」

 夜宵は、右手に聖カタリナの短剣を握って長椅子から立つ。

 わたしは、自分の体に長椅子を形づくっていた悪魔の血を取り込んだ。

 わたしたちは並んで十字に対峙する。

 夜宵は胸の前で逆手に持った短剣を構え、わたしはパーカーのポケットに手を突っ込んで胸を張る。

「ベレトが狩られちまったみてぇだからな。そこの悪魔憑きで、ポイント稼がせてもらうわ」

 十字が長槍をぐるぐると回し、穂先をわたしたちに向ける。

「わたしたちがつくる世界の礎にしてあげる」

「特にお世話になった記憶はありませんが、元同僚として失礼なきよう、全力で排除します」

 夜風が吹き抜けて、森の葉をざわつかせる。

 わたしたちは自分の居場所をつくるため、この世界に牙をむいた。


                                      ≪了≫

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ガールズ・エンド 愛庵九郎 @1ron9row

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