幕間閑話・私の夢

*Sister

 こんにちは。佐藤雨音あまねです。ここでひとつ、少し不思議な私の夢のお話を。その日、涼葉さんの悪夢から抜け出してから数日が経った日、私は不思議な夢をみました。


 夢の中では視界の隅に白くもやがかかっていて、それでいて頭がやけに固定されたような、ぬるぬる動くFPSゲームのような視界だったので、これが夢だということにはすぐに気が付きました。


 夢の中で私は椅子に座り、私のお母さん、お父さん、そしてなぜか晴音と共に食卓を囲んでいました。お母さんもお父さんも晴音の存在を不思議がることなく、さも家族の一員であるかのような扱いをしていました。夢の中ですから、私はその両親の晴音への対応には特に気を留めませんでした。


 夢の内容は、私たち4人がテーブルの真ん中にポツンと置かれたたった一皿のシチューを分け合って食べるというものでした。このことについては特に意味は無いかな、と思います。


 そのたった一皿のシチューを食べ終わった私たちは、リビングで家族(?)団らんの時間を過ごしました。一皿の夕飯を食べ終わってから30分後くらい経ってから、お母さんが晴音に「先にお風呂入っちゃって。」と言い、それから私に「お姉ちゃんは晴音の後でいいでしょ?」と言いました。


 この夢の中で、どうやら私と晴音は姉妹で、私が姉、晴音が妹のようです。


 夢の内容としては、こんなもんです。晴音がお風呂から出てきた後に私が入り、湯舟のなかで意識がボヤっとしたところで目が覚めましたから。


 特に面白い話ではないかと思いましたけど、ちょっと不思議なお話ですから、皆さんにもお話ししておこうかな、と思って、お話しした次第です。


 次こそは、私の初めてのひとりでのお仕事についてお話ししましょう。


 それでは、良い夢を。

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