第2記:奇作

 寝室兼居室に戻り、愛機を起動させた。ぴよぶっくを呼び出し、ダブンの編集に没頭した。次元鍋の396頁と397頁を書いた。投稿後、シャットダウン。台所に行き、湯沸かし器に水を足した。

 居室に戻り、円盤(DVD)再生機の中に『女信長』の1枚目を滑り込ませた。佐藤賢一の原作を、天海祐希主演で映像化したもの。

 ありえない台詞や馬鹿馬鹿しい場面が続出して、苦笑と失笑を誘う。とか云いながら、大いに楽しんだ。だが、本格の時代劇ファンが、こんなものを観たら、拒絶反応を起こすだろう。起こしたくない人は観ない方が良い。

 奇作怪作のカテゴリーに属している割には、キャスティングが贅沢だし、合戦シーンなども頑張って作っている。時間も制作費も相応にかかっている筈で、異色の戦国巨篇と云えそうだ。視聴率的には惨敗したそうだが……。


 鑑賞後、外出した。散歩の帰りに、コンビニに寄り、食べものと飲みものを買った。帰宅後、愛機を再度起動させた。ぴよを呼び出し、ダサクの編集に没入。邪神の518頁を書いた。投稿後、日記(つまり、これ)を書いた。シャットダウン後は、先ず風呂に入り、それから、晩酌をやるつもりだ。


♞1月3日の日記の一部。女信長の後篇、まだ観てないな。 


 書き出す前、導入シーンがなかなか頭に浮かばず、ああでもないこうでもないと、思案を重ねたものだ。だが、実際に書き始めてみると、意外なほどに筆が動いてくれた。

 キャラクターの生死に関しては「成り行き」に任せている。活躍させようと考えていた人物が、一言も喋らない内に退場してしまったり、退場するはずだった人物が、思わぬ形で生き残ったりする。この辺りは、創作の不思議のひとつと云えそうだ。まあ、大した創作もしてませんけどね。


 シャットダウン確認後、外出した。昨年の年末に発見した蕎麦屋(兼食堂)に行き、腹ごしらえをした。今日は玉子丼を食べた。美味しかった。こういう店が自宅の近所にあると、まことにありがたい。

 食後、雑用の消化に追われた。帰宅は「夜の7時」になった。愛機を再度起動させた。ダブンを1頁書いた。投稿後、日記(つまり、これ)を書いた。今宵の晩酌は、ウイスキーの炭酸水割り(ハイボール)にしようと思う。


♞1月6日の日記の一部。創作は「生き物」だと思う。ハイボールは日本のみの名称。正解はウイスキー・ソーダである。

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