──『減税します。まずは半導体メーカーに……次に法人に……次にパートタイム労働者の年収の壁を超えて働かせてくれた事業主に報酬を……』──

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　2023年9月25日（月）。21時02分。

　こんにちは。井上和音です。

　ご飯を食べるのが早くなりましたが、偉人の年収 How much? というEテレであっている番組を観ていました。

　ご飯を食べた後に。早生蜜柑でも食べながら。

　井上さんはお金が好きなんですねとしか言いようがありません。

　今日はスペシャル回で、偉人なのに年収が低かったランキングがあっていました。第五位が牧野富太郎ですよ。朝ドラ『らんまん』牧野万太郎（綴りが違ったらすみません）のモデルとなった人ですね。借金が9000万あったそうです。新聞記者から功績が讃えられて「誰かこの牧野博士の借金を肩代わりしてくれる人は居ないか」と記事を載せたところ、9000万の借金を肩代わりしてくれる人達が現れたそうです。

　ただの運やんけ。牧野博士は天才でしょうけれども、精神も強かったみたいですね。9000万の借金が帳消しになるってなんなのさ。人生ってお金ではないのですね。

　でもお金が無いと生きられませんが。

　「こんにちは。年賀（いやが）らせです。偉人の年収 How much? の要約でもするのですか。偉人の年収 How much? の特集で分かったことは人生ってお金じゃないんですよ、みたいなことを言いたいような気がします。まだまだ30歳にもなっていない若輩者ですが。いや、若輩なのか弱輩なのか分かりませんが。はい。人生実はお金でしたよと将来の井上さんに言われそうな気がしますが、お金なんて実は借金を肩代わりしてくれる人がぽんとやってきたりして。井上さんがやりたいことにもっとお金を費やしても良いのではないのでしょうか。本当にやりたいこと。例えば本にお金を費やすとか。勉強するとか。語学学習を進めるとか。趣味の転売をやるとか。転売やったことないですね。私罰逮捕とかでチケットを転売した女性を無理やりに車から引きずり降ろして、『あなたチケット転売で美味しい思いをしていたですよね』とか詰問して私は正義ですと言わんばかりの動画が嘘みたいですけれども本当に存在しますからね。あんまり転売転売言わないほうがいいです。

　いや。何で私にこんな長々と喋らせているのですか。井上さんが喋ってくださいよ。最近の世の中は面白いじゃないですか。井上さんが公務員試験をぶっちして実は精神的に追い込まれたというか、静かな感情に戻ってしまったということは知っています。『あ、私は自由だったんだ』と謎の虚無感に襲われたと。お金を使いたくても謎の力によって一切お金を使うことが許されなかったここ最近の井上さんですが、定期券の半年分の更新には普通に、無の気持ちで行けたらしいですね。『どうでもいいやもう』とただの作業のように大金を支払いました。どうでもいいよね。ポケモンカードを買いたくても一切買えなかった。この運命に乾杯とでも言うように普通にお金を使いました。この運命に完敗。

　そういえばですよ。偉人の年収 How much? で樋口一葉さんが出ていましたが、まさかの享年24ですよ。あの肖像画は二十歳前後ということでしょうか。享年24まで𠮷原の近くで駄菓子屋をやっていたそうです。享年24で歴史に名を残すなんてすごいですね。お金の肖像画にもなってしまいました。井上さんが考えていたことは『僕がお金にキスするのは五千円札のレディにだけと決めているんだ。Chu!』みたいな気持ち悪い汚いギャグを思い付いていたらしいですが、どうなんですかね。二千円札の清少納言さんじゃ駄目ですか。次の五千円札は津田梅子さんで、ちょっと年増になるので、Chu! は出来ないですかね。

　いや、だから何で私に延々と喋らせるのですか。やっぱりあれですか。昨日公務員試験に行かなかった罪悪感が残っていて『試験に行かなかったレベルのクズの私が他のことをこき下ろすようなギャグを言ってもいいのだろうか』と不安になっているのですか。だから私に延々と喋らせるのですか」

　マサオツモルという動画があります。麻雀（マージャン）でツモでまさおくんが上がったと思ったら残り三人が全員ロンで上がりまさおくんの身包み全部はがされるという動画です。その中で、身包みをはがされたまさおくんはゲームから退場するのです。敗退した後になっていきなり「こいつらお金賭（か）けてたんです」といきなりうさぎの警察にチクる場面が出て来ますが、負けた後にチクる辺りが『このまさおくんはクズじゃないですか』と爆笑してしまいます。「こいつらお金賭けてたんです！」と言うのは良いですが、「いや、お前もや！」と言いたくなりますし、一度負けてしまった後のまさおくんは無敵の人になり、ある意味で風間くんたちを引きずり降ろす手段を普通に使うわけです。

　クズですね。クズな私がクズですねと言っていいのか分かりませんが、負けた後にチクるという辺りが。

　偉人の年収 How much? を観ていたら眠くなってきました。今はもう21時39分ですよ。あれ眠くなるの早くないですか。PokémonSleep に本気でも出し始めたのですかと自分に問いたくなるのですが、恐らく昨日、公務員試験を受けなかったことに対する自分に対する無気力感というか、「ああ。ここまで落ちてしまったか。遂に現実でも諦めの境地に入ってしまったか」という気持ちも強くて。なんというか。無気力でずっと寝ていたいのです。昨日はずっと寝ていましたし。寝込んでいました。それでも小説の続きを書けたのは凄いですね。本当に小説家にでもなるのでしょうか。

　「最近は統計を取り始めてから『統合失調症（本物）になると、起こること。（雑記ブログ）（とうおこ）』の平均PV数も上がって来ましたからね。やっとですよ。何故か知らないけれどもツイッターのフォロワーも徐々に増えている。小説家になろうにおいてもここ最近フィーバーのようないきなりPV数が増えたりしている現象が出てきています。第一回カクヨム短歌・俳句コンテストには箸にも棒にも掛かりませんでしたが、まあ続けていきましょう。私の分析ではツイッターのとにかく付けまくっていたハッシュタグの効果が徐々に出てきたみたいですね。そんな昔の記事にいいねを押しますかというような記事にいいねが押されたりします。デジタルタトゥーは良い側面もあるらしいですね。公務員試験を諦めたのはどういう判断なのかは分かりませんが、まあ、所詮は落ちてますよ。ええ。受かっても手取り13万くらいで、週五で働き、ブログを閉鎖し、副業もできずに、村社会の中で延々と生きていく。考えただけで行きたくないと思ってしまったのでしょう。良いんじゃないのでしょうか。地位とか正職員とか安泰とか。今の刺激とチャンスの多い世の中では井上さんには向いていませんし、そもそもの体力的に無理だろうと思ったのでしょう。毎日８時起きだから仕事も続いている。本音を言えばもうちょっといい仕事もあるのかもしれないけれど、ここは熊本なので、これ以上に良い職場は無いのではないのでしょうか。

　あと、副業とか。別に業にする必要性も無いかと思われますが、自分のしたいことをそこそこ自由にやらせてもらっている今の環境を変えたくないのは分かりますね。副業禁止って時代にあっていないし、国際的にも合っていないとは思います。別に誰がどれだけ稼ごうが自由でしょうに。もう給料の額が決まっている中で働いてどうやって意欲を出せと言うのでしょうか。日本と言う国は悲しいくらいに労働者にとって不幸な国なのでしょうか。

　そういえば、岸田首相の経済対策の中で減税が上げられていましたね。半導体メーカーには減税。企業が投資をする際は減税。パートタイム労働者の年収の壁を超えるために、125万円を超すくらいまでパートタイマーに給料を与えたら、事業者に報酬金。あれれ。減税対策や経済施策が全て個人ではなく法人にしか働かないぞ……。お金持ちはもっと優遇されるのか。お金を持っている人には勝てないのん。法人への減税対策よりも個人の副業の緩和を社会全体で目指していく風土みたいなのは無いのですかね。多様な働き方とか言われていた施策は一体どこへ行ったのでしょうか。

　とは言え私は日本国民。私は日本が大好きです。日本万歳。日本万歳。日本」

　戦時中の日本国民のような状態になってしまいました。心が虚しいので早く寝ましょう。起きてね明日も。