「感動できる何か」に出会うには、意志と偶然性に期待する他はない。

 2023年2月10日(金)。21時41分。


 はい。こんにちは。井上和音です。


 何も考えていません。本当に何も考えていません。


 職場で自分の考えていることや、ポケモンカードが好きなことや、ポケモンカードを一枚33,000円で買ったカードが、今では59,800円買取になったことや。とにかく自分のことばかり話してみました。昼休みに。


 職員さんは温かい感じで返してくれました。まあ。そんな感じです。そんな感じなのです。結局のところ話は合いません。皆は大人なのです。「ポケモンカードが好きなんだね」って言われて、安っぽいポケモンカードを渡されても「いや、それは違いますね」みたいな感じになってしまいそうな気がしますが。


 そんな一場面など空想に過ぎず、特に私に関心は持たれないでしょうね。「偶数月なので障害年金も入ってきます」みたいなこともぼそっとつぶやきました。「もらえるの偶数月だっけ?」みたいな返しでしたが、あまり言わないほうが身のためだと知っています。存在しているだけで、期間が来たらお金が勝手に貰えるというシステムは、20代で全身無傷で貰えているのは精神障害の障害年金以外に思い付きません。コロナ給付金でどれだけの人がペーパーカンパニーを作って給付金詐欺を行ったか。世間では、とにかく「簡単に」「お金が貰える」状態は誰もが喉から手が出るほど欲しいものであると知っています。


 特に。残業の多い職員さんに積極的に障害年金の話をしたら、好意的な返しを貰えないのは分かっています。


 こうやって、頭の中が「金、金、金」となっている人は公務員には向いていないのでしょうね。決められた額しか給料は貰えず、年に二回の賞与だけを楽しみにし、残業をして少しでも多くお金を貰おうとする。公務員にはこれだけしかお金を増やす手立てはありません。副業は禁止でしょう。公務員ではないので詳しくは知りませんが。


 地方で企業が無い限りは、公務員に自らなりたい人は、親が昭和のまま頭が凝り固まっているか、そういう家庭で嫌々ながら入ってくる人も大勢いるのではないかと思います。「公務員は共済年金もあって、年金は三階建てなんだぞ! 公務員は優遇されていて、特権なんだ!」と未だに思っている公務員ではない親も大勢いるかと思います。


 公務員ではないから知りませんけれども。


 こんにちは。年賀いやがらせです。と言うように、いつも通り何か喋てくれればいいのですが。喋ってくれませんね。はい。


 テコンダー朴に3600円くらい使って、クレジットカードの決算が3月には早くも20,000円に到達しそうな気がしている、今の自分がいます。


 なんというか。「何か文章を書いて生活を続けたい」「読書メーターに引用文を載せていたように、数々の名言を集めたい」みたいな生活を大学生活では夢見ていたというか、実際にやっていたというか、それしかやっていなかったというか。統合失調症になり、何周か周って。何年か周って。「何か文章を書いて生活を続けたい」「読書メーターに引用文を載せていたように、数々の名言を集めたい」または「自由に資格試験の勉強をしたい」という夢というか、生活スタイルというか、グリッドという言葉を最近は用いているのですが、なんか、結局のところそういう生活スタイルが全て出来ているというか。統合失調症になり、色々あって、実家で暮らして、障害年金を20代から貰って、全部貯金して。買うのはポケモンカードとか、本ぐらいのもんで。その本から、また、引用文を、名言をみんなに知ってもらいたい、集めたい、という夢も現実になって。


 簡単に言えば、喪黒福造もぐろふくぞうみたいな。「あなたの夢、叶えますよ。ドーン!」みたいな。最初は不幸しか待っていませんでしたし。閉鎖病棟隔離室に監禁されるは。実家に帰って自由は無くなるは。色々あって自由は復活し、障害年金で頑張ってパートタイマーを続けていけばそこそこの、自分の欲しいものは手に入れることのできる生活になって。幸福ではないけれど、夢は叶ってしまったというか。叶ってしまったが最後、続けなければ意味が無くなるくらいまで、実は続けることが出来るようになっていて。意外と何かを書く才能だけは自分にはあるのかなとか、勝手に変な自信を付けそうになりながら。喪黒福造流に言わせてもらうと、最終的にはどん底にまで落ちる不幸が待っているのだろうなとか思ってしまいますが。


 特に名言図鑑、名言集めが非常に危ない。なんであんなのでお金を取らなあかんねん。というか、誰がそんなもんにお金を払うねん。ならば逆に安心するのですが。


 細々と集めるくらいが丁度いい。ただ、出典もちゃんと書いて、自分が投稿した名文は全て無料で見れていることから、特にお金儲けに走り続けているというわけではないのですが。無料で見れるからなんだ、という話にもなるのかもしれません。


 この世はやってはいけないことだらけ。だから知の共有とか、都会と田舎の教育の差とかが如実に出てきてしまうのだと思ってしまうのですが。


 どんな倫理観や正義感を振りかざしても、やってはいけないことはやってはダメ。なぜか? 問いを問う前に、なぜとかどうでもいいから。誰もやってこなかったことだから、やらない方が良いよとそういうわけではあるような。ないような。


 あいまいな世界の、あいまいな線引きのところに、お金が絡んでくるとそれは一気におかしな方向へと向かってしまう。やりたいことはお金ではないのですが。お金を払わざるを得ない状態なので、金額を設定するしか方法が無かったのですが。


 しかし、有料無料が問題ではないのかもしれません。かも、じゃなくて。


 何もしなければ、偶数月に障害年金が入って、人並みにパートタイマーの収入とかが入ってきて、普通に資格試験の勉強とかして。


 こうやって、ブログを書き始めた当初も、考えてみれば恐怖だらけでした。恐怖しかありませんでしたね。結局何も起こっていないので、書き続けてきてよかったなあ、くらいしか思いませんが。


 名言図鑑も早くその領域に入ってください。早く安心できる心の領域に入ってきてください。


 続けることは確定していますが。ええ。続けますが。続けますとも。それが自分のたった一つの夢ですから。夢が叶ったのならば続けていくのが当然でしょう。


 と。まあ。ここ最近、いつも通りの「名言図鑑」への不安を口にして終わりになりますが。不安が消えてほしいですね。記事は消えてほしくないですね。続けていって記事は増えていって欲しいですね。お金は後でいいから。名言を記録し続ける特権みたいなものが欲しいですね。


 明日は名言だらけにしたいです。もう、本は決めています。


 というか。願望をもう少し言えば、子供向けの本格的な図鑑や、それこそ本で出ている「名言辞典」みたいなのがほしいなと思います。はい。願望です。親がそれを見たら「また気が狂った」とでも思うと思います。「お前は何がしたいんだ」と聞かれそうです。言ったところで分かってもらえるはずがありませんので。これもまた願望ということで。


 例えば、名言辞典に載っていた名言として、世界一短い手紙で「?」と書いた手紙に対して「!」と返した手紙があったそうです。誰が、誰に充てて書いたのかとか、詳しく知りたいし、この世には自分が知らないことで溢れていて、それを「知らない」が為にインターネットを使って検索をしてみようという気すら起きません。知的好奇心というのは、いつの時代も偶然性から成り立っているのです。いつの時代、と言ったら話が大きすぎる気がしますが、自分の人生の中で、どの時代をさかのぼってみても、知的好奇心や本との出会いは偶然性の中でしか出会えなかったなあ、と思い返します。大学受験に失敗し、「勉強しか知らない大人になったらつまんないから、世間が面白いと評判のオタクの文化にも触れておこう」とか意志を持って、しかし、偶然に化物語等に出会えなかったら「西尾維新」という作家にも出会えなかったのは間違いが無さそうです。


 大学時代に、ジャンルを問わずに本を買いまくっていなかったら、本を読むこと自体に何も感動も持つことは無く、本は資格を取るためのツールでしかない、という考えに陥っていきそうな気さえしています。意志と偶然性って怖いですね。ぼけーっと生きていても、自分の中に入ってくる情報など、偏りが大きく、結局、その「感動できる何か」が存在することすら知らずに、この世を去ることになる人が大半なのではないのかなあと思ってしまいます。「感動できる何か」に触れることが出来る、小さな社会貢献として「名言図鑑」も存在してくれれば嬉しいなあとか思っています。他人が許してくれるかは他人、ないしは運命次第だと思いますが。


 ただ、まあ。「感動できる何か」を徹底的に探していこうと思う、その心も。何かしらの不安障害なりを生じさせてしまい、自分のように統合失調症になってしまう危険性もあるのかもしれません。イカロスが太陽を目指したら翼が燃えて死んでしまうあれですね。求めすぎるのも危険というのも、自分が統合失調症になって、閉鎖病棟隔離室に監禁された事実からも分かることなのかなと思います。


 ほどほどに。無理をせずに。楽しんで。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る