自分の外見に対して申し訳が立たない
2023年1月13日(金)。22時20分。
はい。こんにちは。井上和音です。
「はい。こんにちは。
はい。やっと書くのですか。はい。もう待ちくたびれましたよ。ツイッターのアカウントが公式マークに認定されて、それで喜んでもうブログは書かないのではないかと心配していましたよ。はい。Twitter Blue に登録しただけなのですけれどね。実は審査が必要とかで。公務員試験の面接に落とされ続けて早や三年の井上さんも、恐らくAIが自動的に振り分けている審査には通ったと。人間よりもAIによる面接のほうが井上さんは上手くいくのではないのですか」
しかし。まあ。近況ノートにも書いたけれど。夢が叶っちゃったね。
公式マークのアカウントからつぶやけるんですよ。たった一ヶ月980円で。『ノーベル賞がお金で買えるようになったらどうなるか』みたいな問いが、マイケルサンデルの『それをお金で買いますか?』であったような気がするけれど、ツイッターの公式マークはお金で買えるようになりました。それもそんなに高くない。と、僕は思っていますが。
「井上。私は平等主義が好きだ」
とまあ。とーこさんもこんなことを言っていますが。980円でイーロン・マスクさんの公式マークと見た目は全く同じマークを付けて発言できるって、素晴らしくないですか。平等最高! もっといろんな人が公式マークを付けたら楽しくなるのかもしれませんね。
しかし。まあ。公式マークを付けた人間がふざけた何も考えていないようなブログを淡々と続けて良いのか疑問も残りますが。
が。
私が私に課したことは、『毎日ブログを書くこと』だけなので。内容はなんでもよし。歌評でもなんでもよし。とにかく続けること。続けた先に何が待っているか分からないけれど、続けた人にしか続けた先は見えないのは確かだと思っています。
続ければ続けるほど、リスクも伴いそうなのは当然のようなことがしますが。
「ところで井上さん。なんでツイッターにいきなり自撮りの写真など載せたのですか? あなたのネットリテラシーはどこにいったのですか。井上さんのお顔は、秘密事項のなかの一つではないらしいですが、自撮りって。あなた。格好良くないじゃないですか。自撮りって。顔が良いとか悪いとかの問題では無いのです。
自分の自室で自撮りを撮るということは、考えてみれば井上さんを撮ってくれる友達も彼女も一人もおらずに、ぼっちで生きていることの証左のように思えて仕方が無いと思ってしまうのですが。それってめちゃくちゃ格好悪いような気がするのです」
はい。後から思い返してそう思いました。自分で自分の顔の写真を撮るということは、論理的には自分の顔を撮ってくれる他人がいないということを証明しているような気がしてきました。
「他にも井上さん。なんか身長と体重のぴら紙をツイッターに載せたとか。ええっと、身長182.5cm。体重65.9kg。はい。井上さん自身も分かって載せていると思いますが、めっちゃモテそうな身長と体重ですね。理想的。素晴らしい! しかし! 彼女いない! どころか友達もいない! 職場では空気! ランチもお友達はスマホゲームの #コンパス とテレビのNHKだけ! 自撮りも載せたので見てみると、ほう。そこそこの男前。しかし! 友達もいなぁい! 彼女もいなぁい! げらげらげらげら。笑いが止まりません。そう。見た目がこれだけ理想的かつ、そこそこ高学歴のはずなのに、パートタイマーで月8万円程度の手取りで、実家で暮らしていて、LINEで友達に連絡しても、返ってくるのは2時間後とかそんな感じ。残念です。井上さんはいつも言っていました。『自分のこの外見よ。なぜ私は私のこの見た目なのだ。私の外見に対して本当に申し訳が立たない。他の人ならもっと上手に外見を使えたはずなのに。本当に申し訳がない。本当に……』
はい。明日は何をしますか? 履歴書を書く? ほう。その後は。雨だから勉強でもしとく。はい。いつの間にか老けていって、婚期も逃して人生に後悔しそうな気がしますね」
はい。話題を変えましょう。明日は大学入学共通テストです。受験生の皆さんは頑張ってください! 多分、受験生は誰も見ていないと思います。
大学受験が終わったら、ようやく自由になりたい大人になれる挑戦権が得られるようなそんな気がします。幼いころから成功している人は、大抵親の支援のおかげが8割ほどを占めています。親の支援なしで夢を叶えることは、ほぼ不可能かもしれませんが、挑戦権を与えられるだけでもある意味では幸せなのかもしれません。
小説家になって印税で楽に暮らしたいとかくだらないことを考えてしまうと、こんな風にいつまで経っても文章を打ち続けてしまうような、そんな大人になってしまう可能性もありますが。まあ、今の自分は楽しいですから。お金を何に使うかを自分で選べるようになるって、自分の努力を何に向けるかの指標の一歩目になるかと思います。サッカーで食っていきたい人はスパイクにお金をかけるでしょう。小説家になりたい人なんかは、お勧めするのは子ども用の図鑑を買い集めて、とにかく語彙を増やしてくことをおススメします。なんでもいいから小説家になりたい人は、ネット小説で異世界転生小説を研究して似たのを書けば作家デビューできると思います。「嫌じゃ。ワシはオリジナリティあふれる新しい小説が書きたいのじゃ」という人はもがいてください。足掻いてください。私も足掻いています。いつまで足掻くんじゃい! と思われるかもしれませんが、自分の場合は一生足掻くんじゃないかと勝手に思っています。
大人は楽しいことも多いし、ワガママが効くことも多いです。大人への関門の一つが大学受験もしくは就職試験なのかなと思っています。
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