幻聴が聞こえる統合失調症患者は、毎日がハッピーハロウィン
2022年10月31日(月)。21時29分。
はい。ハッピーハロウィン。職場でお菓子配りはありませんでした。
お風呂に入りましたが何も思いつきません。
「とはいえ」
「どうも年賀らせです。遂に、なんか色々報告があるみたいで」
と書いたら、背後から「違う」との声が。ハッピーハロウィンでしょうか。いいえ。統合失調症の幻聴です。
統合失調症患者は毎日がハッピーハロウィン。
お菓子をくれるというか、おかしな日常をくれるというか。
はい。年賀らせさんの話でも聞きましょう。
「井上和音さんが遂に小説家になろうに進出したとかなんとか」
はい。それだけ。仕事中になんとなく小説家になろうにでも投稿したいなあ、と思って、仕事が手に付きませんでした。noteでサッカーマガジンも創りたいなあとか、思いついて、それはそれはポンポン思いついて、何で自由な時間を持て余していた昨日とかには思いつかないのかあ、とか思いながら、家に帰ったらさっさと取り組んで、なんか色々して、結局はやりたいことも終わった。
「自由になんでもやれる時間がある時よりも、自由な時間が制限されている時のほうが人間はやりたいことを思い付きやすいとの研究結果が出ている……のかもしれません。しかし、ツイッターとかでよく見るのは、『仕事中は休みになったら、あれをするぞ、これをするぞ、と思っていても、いざ休日になってみると布団にくるまったまま、スマホを眺めて何もしない』という人が大勢いることが確認できます。井上さんみたいな人は障害者とか関係なく、古今東西大勢いるということです。ここで得られる結論は、結局はやったもん勝ちというのが世の中、みたいなことが上げられますね」
何をやるのか。なぜやるのか。
なぜ、Whyの部分を突き詰めると、人の脳みそのなかの無意識の領域に暗示を掛けることが出来て、商品やサービスが売れるようになるとかならないとか。それを脳内のゴールデンサークルと呼ぶらしい。TEDで有名な動画の一つとして名高い。
ゴールデンサークル。
僕には無いような気がする。
「小説家になろうに進出したのはあれですか。noteのPVがカクヨムを逆転しちゃって、『ああ、継続していても読んでくれる人が多くいるところにいないとダメなんだなあ。これが需要と供給というか、資本主義なんだなあ。おかれた場所でちゃんと咲かないと、道端で花が咲いていても誰も見てはくれないのだなあ』みたいな。最後の比喩表現はなんかおかしいような気がしますが。お花畑の中にいるほうが、お花一本一本は見てくれてくれないような気がしますね」
ところで。
話は変わって、現実の話。
コロナワクチン5回目の接種券が役所から送られてきました。
5回目。BA5対応ワクチン。障害者だから早く打てる。予約もした。結局次の日は熱が出ることも想定して。
「そこまで。ですよ。そこまでがいいです。カロナールが今度こそ手に入ればいいのですが。ところで何で統合失調症のあなたは優先的に早くコロナワクチンが打てるのでしょうか。重症化リスクが高いのですか? それか障害者手帳を持っている人の『弱者救済』という名の特権的な行政処置なのでしょうか」
らせこそ、そこまで、だろ。
障害者手帳を持っている人を特権階級扱いするな。ある意味特権階級なのだろうけれど、補助が無いと生きられない人はたくさんいるんだ。僕とか。
「はい。話を変えましょう。なんかあと二つくらい話があるらしいですね。左目のコンタクトレンズが届いたらしいじゃないですか。明日からコンタクトデビューin職場となりますね。乱視用のコンタクトレンズは指に乗せた時に沈み込むほうを上にして付けるのですよ。覚えておいてくださいね。
あと、二つ目。今日の朝は起きるのがなんかつらかったみたいで。職場もなんか仕事が長く感じてしまったみたいで。先週の元気だった自分が嘘みたいに疲れ果ててしまったとか。今日は早く寝ようとか、そういう算段らしいですね。
体調が安定しないのに、新しく小説家になろうにも進出しようと決めたことは、良いことなのか悪いことなのか。あと、一般就労したらブログの連続投稿記録は途絶えてしまうだろうという予測の中でキャッチコピーとか書いていると思われるのですが、これから小説家になろうにも一日一記事を転載していくとなると、在庫のある記事だけでも500日はかかるという計算になってしまうのですが、井上さんは本当に一般就労する気あるのですかね。来年以降も書く気満々なノリとかでないと、小説家になろうにも転載しようなんてこと、思いつかないと思いますがね。
ところで
これってブログなんですか」
多分エッセイ。ブログ、ブログと散々言ってきたけれど、多分これエッセイの部類。
ブログって誰かの役に立つ情報を載せるのがブログのような気がするのだけれど、統合失調症(本物)になると起こること(雑記ブログ)は主張したり、日常を書いたりしているだけなので、多分エッセイ。
闘病エッセイ。考えてみればあまり聞いたことのない部類。闘病ブログとかならよく聞くけれど、闘病エッセイってなぜかよく聞かない。語感が良くないのかもしれない。
「とりあえず井上さんは疲れているので早く寝ましょう。小説家になろうに投稿するのも良いと思いますよ。キーワードは継続です。仕事もサボらず必死に食らいついていってください。帰ったら、noteと小説家になろうに移植して、最後にいつも通りカクヨムに書く。PV数が増えたら小説家になろうだろうとnoteだろうと、嬉しいことには変わりは無いですからね。結局は、PV巡回botとかいるのかもしれませんが、そんなのどうでもいいんですよ。実績として残る。それだけを誇りに思えばいいんです」
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