統合失調症(本物)の患者が、落ち着いた後の状態(心理)を知りたかったら、マトリックス レザレクションズを観よう。(関連性妄想障害の一例99.9というドラマ、映画についても書かれています)

 タイトルが長くてすみません。


 もはや伝えたいことはタイトルに全て載っているので、内容は、マトリックス レザレクションズの内容に即した形になると思います。


 ここからはネタバレ注意です。レザレクションズを観たい方はここで読むのをストップしてください。ネタバレ防止のために、行間を大きく空けようと思います。











☆☆☆

 では書きます。

 主人公のキアヌ・リーヴスは精神障害者として登場します。

 この世が全て電脳世界で、自分が救世主として活躍したのは、自分の妄想に過ぎなかった、として精神科に通い詰める毎日を送っています。


 この序盤なのです。


 統合失調症(本物)で「自分は何者かになるために、集団ストーカーや暗号などがありとあらゆるものに散りばめられているのだ」と思い込みます。


 今も、暗号に見えることや、人の言っていることが、自分に向かって言っているように感じられることはたびたびありますが、現在は全て無視しています。


 例えば、今はやりの99.9というドラマや映画のポスターを見ると「99というのは漢字の百から一を引いた数だから白、すなわちホワイトな職業を表し、99.9まで来ているということは、もうそう遠くない未来で、ブラックな職業になるんだ。すなわち、正職員になれるんだ」といった具合です。


 そして、これは、全て妄想であり、この妄想を完全に無視し、「未来というのは決まっていないから、暗号とかそういうのは無視しなければならない」という強い信念を持って、なんとか生きています。


 キアヌ・リーヴスもまさに、その状態でマトリックスの世界を否定し続けていきます。僕の今の状態と似ているなと感じました。


 もちろん、キアヌ・リーヴスのほうは、それでは映画にならないために、現実のほうが嘘ということになっていきます。まあ、映画なので、そういうワクワクした展開にはなるのです。


 しかし、序盤のキアヌ・リーヴスの状態には強く心が打たれました。「そうだよ。こういう状態が一生続くんだよ」と。


 一緒に映画を観に行った友人からは「井上さんと出会った頃と映画の序盤はかなり似てましたね」と言ってくれました。そうです。


 過去の自分を否定し続けなければならない。その苦しみは延々と続いていく。


 あと、ツイッターのプロモーションができない問題も、その友人が理論をもって解決してくれました。僕のクレジットカードの種類ではプロモーションが出来なかった。ただそれだけでした。


 「他のカード会社のクレカを創って、プロモーションしてみましょう」と提案されましたが、もう僕はしません。資金が限界ですし、なにせ、作家としてお金を頂くことは僕には運命的にできないと感じているからです。


 無料で、賞にも参加せず、この統合失調症(本物)になると起こること、がPVがそこそこ伸びているのは、神様から「欲を持たず、自分の体験談をただただ書いていきなさい」と言われているような、そんな気がします。


 まあ、でも少しでもPVと評価が伸びてほしいのも欲としてあります。2022/2/7までの間、『神さまはいる、と言ったら』もよろしくお願いします。


 リンク↓

https://kakuyomu.jp/works/16816700429010445225/episodes/16816700429010450992

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