障害年金について(発症して1年6ケ月経たないと貰えないのは苦しすぎる)

 タイトルの通りです。


 僕の場合は統合失調症(本物)だったわけですが。一年六ヶ月間は地獄を見ました。


 実家で何もなく、ぼーっと毎日を暮らす日々。


 幻聴がバンバン聞こえ、『何をしても無駄』という日々。


 まあ、それは置いといて。


 障害年金受給が決まると、国民年金を払わなくていいとか、色々なメリットがあります。というか、タダでお金が貰えるというのはありえない程、精神的に楽になります。


 僕のことは置いといて。


 例えば腕が切れた人がいたとします。このような人も1年6ケ月待たないと貰えないのでしょうかね。確実に障害者になったというのに。


 僕が調べてないだけかもしれません。身体障害者は受給が早くなるのでしょうか。


 僕の話に戻ります。


 障害年金は健常者から見ればお小遣い程度で、それも、僕の場合、年に一度医者に診断書を書いてもらわなければならない、という切られてしまう可能性があるチキンレースになっています。


 また、一度精神障害者になり、仕事をフルでしようと考えて、服薬や通院を辞めてしまうと、当然障害年金も入ってこなくなり、一度統合失調症になってしまうと、『障害年金が切られる』という恐怖から、精神科通院を辞めることが困難になってしまいます。


 上手いロジックです。一度精神障害者に認定されれば、一生、精神障害者になるのです。


 一年六ヶ月の認定期間は長すぎました。お金があれば、大学卒業も可能だったかもしれないのに、半年が大学在学の限界でした。主に経済的な問題と、一人暮らしの苦しさからでした。


 僕は2018.05.17に正式に統合失調症になりました。それ以前から発達障害の薬は貰っていて、そこでコンサータと出会って、なんとか今があるのですが、障害年金に関して言えば、発達障害の頃の初診日は加味しないことに決めました。


 初めのうちは、発達障害も障害だろうとは思うのですが、大学に行けてた時点で大した障害ではなかったのだと思っています。(当時の医者も障害者手帳を取るほどのものではないよ。ただ発達障害の薬を処方すれば、貴方はもっと楽に生きていけると思う、とおっしゃっていました)


 障害年金の初診日からの1年6ケ月は、長すぎます。僕は一人暮らしを耐えることができませんでした。ただ、その期間に、何の犯罪や、反社会的行動にでなかったことは、よく我慢したと自分に褒めてやりたいです。


『心の底からの諦めの境地(何をやっても無駄だと思う気持ち。神からのイタズラなので何をしても無駄、行動しない)』に閉鎖病棟隔離室や、それこそ閉鎖病棟に入れられ、人権を奪われたことが幸いしたのかもしれませんが。

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