とあるうどん屋さん
そして月日は流れ私はとある接客業をしていました
うどんが好きだから。という理由で
とあるうどん屋さんで働き始めました
我ながらすごい理由で受かったな。と思います
普通ならこんな理由で受からないかもしれないですよね。
そこのうどん屋さんの人達は優しい人も居ますが
当たりがきつい人も居ました
その人はAさんと綴ります
Aさんは私の面接担当の方でした
私が思った第1印象は、少し化粧が濃い人。けどまともそう。でした
面接の日、私は合否は次の日とかになるかもしれない。と聞きました
別にそこは何も思いませんでした。忙しい中決めてくださるのはありがたいことですし
朝の10時30分に面接をして夕方にうどん屋さんから連絡が来ました
結果は合格でした
私の実家は私が働かないとお金がない状態だったのでやりくりも大変でした
生活保護受けていた為あまり出ないで欲しいというのが親の言葉
出れる時に出ないと稼げないことを伝えても
生活保護のお金は私の方に来るからお前が稼げば稼ぐほど少なくなる。と言われました
そんなの、私からしたら困るけどコロナが流行ってたのでそんなに入れられない状態でした
たまにヘルプで呼ばれるくらいでした
親の希望通り、週2で働いて土日にヘルプで行く形でした
それで携帯代と光熱費を給料で払ってました
私に残るのは数千円程度。
正直厳しかったです
子供のご飯も買いたいのにまともに買えない
元々私はご飯をあまり食べれなくなってたので私は1日1食食べれたらOKでした
仕事が入ってる日は休憩時間にうどんを食べたりしてたので
夜ご飯食べない日が多かったです
Aさんから教えてもらったハウスルールには
陰口など言わない。とありました
Aさんからこれは特に気をつけること。と言われてましたので私は特に何もないと思うけどと思いがらルールを全部読みました
するとうどん屋さんで働いてから数週間後Aさんが少し気弱そうな方Bさんに対して
「この役立たず!ブス!」
と発言していたのを聞いてしまいました
あとから聞いた話
Bさんは前の日の夜にご飯を炊くのを忘れてしまったらしく
朝入った人(Bさん含む)が大変だった。と聞きました
それを聞いて、確かにBさん悪いと思うけど
「役立たず」「ブス」 は
関係ないのでは?と聞いたところ
AさんBさんに対して当たりがきついらしく
従業員の皆さんも困ってたみたいです
私が働いていた所の口コミを見ると
「食べてるのにおばさんが怒鳴ってるのを聞いて食欲失せた」
「食べてる人のことを考えて欲しい」
という書き込みがありました
私はすぐにこの事はAさんなんだな。と分かりました
お客さんが居るのに、怒鳴ったり大きい声で話したり
してるのはAさんしかしてないのを見てたからです
ですが、そのAさん曰く
Aさんは責任者では無いけどそれに近しい事をしているのよ。だから文句なんて言わせない
と言われました
Bさんにも聞きました
このまま言われるの辛いですよね。と
そしたらBさんは
「んー。そうね、けど文句言ったら面倒臭いしその分みんなと話してるからいいのよ」と
すごいな。と思いました
私だったらすぐ文句言いそうになるからです
ですが、従業員の皆さんはAさんの事そこまで好きではないらしく
私のことを娘のように接してくれたMさんが居たのですが
その人によく言われたのは
「おばさんばかりだからね、口うるさいのよ。あの人も。だから嫌な時は私に私に話しておいで」と
その人は本当に良い人で今もたまに連絡取るくらい個人的には仲良いと思ってます
Mさんは鬼滅の刃が好きで禰豆子のグッズを渡すと
すごく喜んでくれて
私の息子がミニオン大好きなのを知って
家にある大きなミニオンのぬいぐるみをくれるくらい
優しい人でした
私はそんなうどん屋さんで数ヶ月働いていました
私の幸せとは 雪姫 @Aira0629
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。私の幸せとはの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます