前回、ダンジョンやシティなどを決めるのは単なる手段に過ぎないと書いた。

映えさせるための手段だ。

例えば、何かアイテムを手に入れさせたいとして、

それをダンジョンで見つけるのか、森の中で見つけるのか、

あるいは町中で押し付けられるのか。

そのアイテムを出すための見せ方を選ぶに過ぎないのだ。

自分が得意な方法を選ぶのもいい。

前回と違う方法にしたいという選び方でもいい。

そこは、シナリオを書く人間がやりたいようにすればいいのだ。

ここでひとつ注意をして欲しいことがあるとすれば、

『一番見せたいもの以上に目立つ場面は極力作らないようにすること』だろうか。

シナリオを書いていると色々とやりたいことが出てくる。

浮かんでくる。

それをグッと呑み込んで、最も見せたいものに集中することが大切だ。

シナリオをもう一本書けばいい。

次回は王道とギャップの話…

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