シナリオを書いてみる ①

なにはともあれまずはネタ探しだ。


そんなものいくらでもある?

ならば次、

そのネタが最大限に〈映える〉にはどうすればいいかを考えてみよう。


TRPGはシナリオ制作やGMの手の中で自己完結するものではない。

それを遊んだメンバーの中で世界が、物語が共有されてこそのものだと、私は考える。

つまり、

表現したものが伝わらなければ意味がないのだ。

共に遊ぶPLたちに最も良く伝わる方法。

それが〈映え〉なのだ。


というわけで、最も映える方法は決まっただろうか。

であれば次に、

その場面やイベントを物語のどこに配置するかを決める。

私のシナリオの作り方では、ダンジョンやシティやウィルダネスという分類はない。

何故ならそれは、見せたいものを映えさせるための手段に過ぎないからだ。


求める場面の前には何が起きた方がいいのか、

場面の後にはどんな事が起きそうか、

それらを順に組み立てていく。

なお、この時点ではまだ、シナリオとして組み立てる必要はない。

あくまで『場面の羅列』であり、

メモで問題はない。


〜つづく

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