第642話 実験22


璃水とセオリに迫られるがここである事に気がつく。


『そもそもセオリ達神様は元からパイパ◯では?』


プライバシーの問題もあるので詳しい話は避けるが‥‥である。


『ちっ、気がついたか‥』


セオリはわざと璃水に乗っかったのだ。


『璃水の髪の毛どうにかならないか?』


セオリに璃水の髪の毛を相談する。


『う〜ん、髪ぐらい何とでも出来るけど‥

 あまり神の力をドラ◯もんみたいにポンポン使うものではないからね。

 自分で蒔いた種は自分達で何とかしないと。』


セオリにやんわり断られてしまう。


『力は貸せないけど、ヒントをあげるよ。

 妖怪の中に毛に詳しい者がいるから‥』


それだけを教えてくれるとセオリの声は聞こえなくなる。


「明日香、毛に詳しい妖怪を知らない?」


ここは妖怪に詳しい明日香に尋ねる事にする。


「毛?

 毛ねぇ‥

 もしかして毛羽毛現の事かしら?」


毛羽毛現(けうけげん)は聞いた事ない名前だなぁ。


「その妖怪は毛に詳しいの?」


「詳しいというか‥

 自分自身が毛だからねぇ。

 まぁ、呼び出してみたらわかるはず。」


ひょんな事から新しい妖怪を呼び出す事になってしまった。

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