第631話 実験11
「ハン、たかが泥田坊如きに馬鹿にされるとは‥
妖怪ウォッ◯ではCランクのくせに!
雑魚乙!
ちなみに河童はAランクっす!」
璃水が玖々莉を挑発する。
「クッ!
妖怪◯ォッチを持ち出されると‥
ゲゲゲでは主人公を追い詰めたのに‥」
玖々莉は言い返せないのか悔しそうな顔をする。
「所詮はフィクションでのこと!
カッパに現実を教えてやる!!」
不毛な言い合いをやめ、実力行使に出るようだ。
それにしても妖怪である泥田坊がフィクションを語るとは‥
なかなか面白いと思うのであった。
俺が目を話した隙に戦いが始まっていた。
「水刃!」
璃水が水で出来た刃を玖々莉に飛ばす。
「泥壁!」
玖々莉は泥で出来た壁で水の刃を防ぐ。
「水鉄砲!」
璃水が水の球を撃ち出す。
かなりの数を打ち出したのか玖々莉の作った泥の壁を打ち破った。
水の球が玖々莉を捉えたかに思えたが、咄嗟に足元の泥に姿を隠してしまう。
って、いつのまに足元を泥にしたの!
璃水と玖々莉の戦いに興奮するのであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます